クローゼットの中が服でパンパン…ということはありませんか。ミニマリストの村上はなさん(31歳)は、服を整理整頓する際のルールを明確にしたら、100着以上の服を手放せたそうです。ここでは、年間30着で過ごしている村上さんの「服を手放す基準」について教えてもらいました。
すべての画像を見る(全6枚)1:今季着なかった服は、手放すサイン
残暑が続く今、夏服を見直すタイミングだと思います。出番が少なかった服を見返すと、着なかった理由がハッキリと見えてくるからです。
たとえばこの黒いTシャツは、今年の夏は出番が減りました。理由は袖が短く、冷房の効いた室内では、寒いと感じることが増えたからです。秋服にきり替わるタイミングで手放そうと考えています。
以前は「いつか着るかも」と取っておくことが多かったのですが、多くの場合「いつか」は来ませんでした。今は潔く手放すようにしています。記憶が鮮明なうちに、今季出番が少なかった服を見直すと手放しやすくなります。
2:生地の傷み・黄ばみは、手放しどき
20代の頃はオシャレが趣味でしたが、すでに生地が傷んでいるのに着続けてしまうほど、今は新しい服を買いに行くことがおっくうになってきました。そのため、定期的に見直しています。
この白いシャツは古着ならではの個性的なデザインが気に入っていましたが、衿元の黄ばみが目立つようになりました。近所で古着回収が行われるタイミングで、手放そうと思っています。
手放したあと「あの服はよかった」と強く思う場合は、似たデザインの服を探すようにしています。買い物は行けば楽しいもので、新しい服を探すきっかけにしています。