いつもキレイで清潔にしていたいけれど、こまめなお掃除は続かない方も多いのでは? また、夏が終わると、すでに年末の大掃除が気がかりになってきますよね。「お掃除は苦手。だからこそ、ラクに続く仕組みが必要なんです」と話すのは、 ESSE フレンズエディターで、整理収納訪問サポートをしているライフオーガナイザーのさいきかよこさん。自身の「ついで掃除ルーティン」について教えていただきました。

玄関
ついで掃除でいつも整った家に
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毎日使う「水回り」のついで掃除

洗面所

毎日必ず使う洗面所やトイレ。起きてすぐに掃除すると、朝の身支度で家族が使ったあとが気になるので、家族全員が出かけてから、いちばん最後に家を出る私が使ったあとにサッとふき掃除します。

トイレはお掃除シートで床や壁も含めひととおりふきます。蛇口やハンドソープの底、シンク内をタオルでふき上げて、新しいタオルと交換。古いタオルを持って、脱衣所兼ランドリールームへ行き、洗濯カゴへ。ここまでが、朝の水回り掃除ルーティンです。

お風呂については、最後に入浴した人が掃除をすることになっており、主に夫か私が担当。以前、お風呂の残り湯を洗濯に使っていた時期もありましたが、今は使わないので、入浴後はすぐに湯を抜いてお掃除です。おかげでカビにくくなっているようにも感じます。

また、数か月ごとにある連休のうち、ゆとりのある日に+αで行っているのが、洗面所やお風呂、洗濯機など水回りの排水溝のお掃除。各パーツを漂白しておくと、すっきり気持ちがいいです。

夕食後の「キッチン」のついで掃除

キッチン

キッチンは夕食後の片づけをし、自然乾燥させるもの以外は収納。そのあと、コンロ周り・作業台・水栓部分・シンク内をひととおりふき上げます。コンロ周りはアルコールを使用することで、よりすっきりふき上げられます。ここまで完了したら、手ふきタオルを新しいものに交換しておきます。

また、冷蔵庫については、買い物に行く前に在庫チェックを兼ねて、ふき上げ。1回に2、3日分だけを目安に買い物するので、必然的に冷蔵庫内は空っぽに。そのタイミングで庫内も外側もふいておく、という流れです。

換気扇については季節の変わり目にお掃除。数か月ごとに連休があるので、その中の1日、料理をする「ついで」に洗っておきます。