暑い日が続くとなにもしたくなくなりますが、最小限の家事はやっぱり必要。家庭や仕事があり、家事もとなると、助けてほしい…と思うこともありますよね。とくに作業工程が多い家事のひとつが「洗濯」。面倒に感じている方も多いのではないでしょうか。ここではESSE フレンズエディターで、整理収納訪問サポートをしているライフオーガナイザーのさいきかよこさんが、洗濯がラクになった3つのポイントを語ります。
すべての画像を見る(全4枚)1:「洗濯物は外に干すべき」を手放して部屋干しに
結婚してからずっと、朝早く起きて、洗濯し、外に干す。そして、午後には取り込み、たたみ、しまう。それが洗濯というものだと思い込んでいました。実家もずっとそのサイクルでしたし、疑う余地もありません。
しかし、夫と息子のアレルギー症状がひどくなっていたことや、私自身も仕事に行っていたことなどから、その洗濯方法が私にとってストレスに。天気を気にして生活しなくちゃいけないことや、洗濯物に虫や花粉がつくことも、ストレスのひとつでした。
朝といっても夏は暑すぎるし、すぐに汗だくで不快に。また、昔から早起きは得意ではないこともあり、「面倒・やりたくない・だれかやってほしい…」そんな気持ちが強くなっていきました。夫は早朝出発、夜遅い帰宅のリズムなので、メインでやってもらうには難しさもあり、もっと私がラクに続く方法に変えていいはず、と考え方を変えたのが家事を見直したきっかけです。
その結果5年ほど前から、部屋干しをスタート。リビングに洗濯物があるのも個人的に嫌だったので、日当たりの良い2階の一室を洗濯部屋にしました。これが私にとって大正解! 天気を気にすることからも、早起きすることからも解放されました。洗濯物に虫がつくことからも解放され、夫や息子のアレルギー症状も軽減していきました。
梅雨時季や冬場は浴室乾燥も併用しながらですが、部屋に干して扇風機の風をあてておけば、ちゃんと乾きます。
2:「洗濯物は朝に干すべき」を手放して夜干しに
夜から洗濯物を外に干しておくのは、急な雷雨があったり、虫がついたりと、個人的に嫌だったので、外干ししている時期も朝に干していました。
しかし、部屋干しをするようになってから、夜、入浴時に洗濯し、お風呂上がりに洗濯物を干しておくことに。日当たりのいい部屋なので、日が沈んでから洗濯物をしまうことで、日差しも回避でき、身体もラクになりました。
翌朝は、朝食準備と身支度、そして簡単な掃除のみをすませて出発とバタバタすることもなく、快適にスタートできるように。自分の生活にあったリズムで家事も行うことで、身体も心もすごくラクになりました。