暑い日は、ついつい冷たいアイスクリームや甘いドリンクに手が伸びてしまいがちですよね。でも、そんなときこそ罪悪感なく楽しめるヘルシーなおやつがあったらうれしいもの。ダイエットカウンセラーで料理研究家のおにゃさんの家では夏になると、砂糖や甘味料を一切使わないゼリーを頻繁につくっているそうです。今回は、そのなかでもとくにお気に入りの「コーヒーゼリー」と「果物ゼリー」をおにゃさんに教えてもらいました。
砂糖なしゼリーでも十分おいしい!
「なぜ砂糖や甘味料を使わないのか?」。その理由は簡単で、口寂しいときについつい食べすぎてしまうからです。とくに在宅ワークが増えてから、デスクワークの合間になにかつまみたくなることが多くなりました。そんなとき、市販のお菓子では罪悪感が残りますが、砂糖なしのゼリーなら安心して食べられます。
カロリーを気にせず、むしろ水分補給にもなるこれらのゼリーは、暑い日のおやつとして本当に重宝しています。子どもたちも最初は「甘くない」と言っていましたが、今では自分たちから「ゼリーつくって」とリクエストしてくるほど! 今回はわが家で定番の2つのゼリーをご紹介します。
わが家のコーヒーゼリー
コーヒーゼリーは、コーヒー本来の苦味と香りを存分に楽しめる大人のおやつのイメージがありますよね。砂糖を入れないことで、コーヒーの風味がダイレクトに伝わってきます。
使うコーヒーは、普段から愛用しているアイスコーヒー。特別高級なものでなくても、いつものコーヒーで十分おいしくつくることができます。むしろ、普段飲み慣れた味だからこそ、ゼリーにしても違和感なく楽しめるのかもしれません。
完成したコーヒーゼリーは、そのまま食べても十分ですが、私のおすすめは無調整豆乳を少しかけて食べることです。豆乳のまろやかさがコーヒーの苦味を程よく和らげ、カフェラテのような味わいになります。
暑い日の午後、冷蔵庫からひんやりしたコーヒーゼリーを取り出し、無調整豆乳をかけて食べる瞬間は、まさに至福の時間。カフェインも適度に摂取できるので、午後の眠気覚ましにも効果的。豆乳のタンパク質も一緒に取れるので、栄養面でも優秀な間食になります。
●コーヒーゼリー
【材料(つくりやすい分量)】
- アイスコーヒー 300mL
- ゼラチン 5g
- 無調整豆乳 適量
【つくり方】
(1) アイスコーヒーを耐熱カップに入れてラップをし電子レンジ(600w)で2分加熱する。
(2) (1)にゼラチンを入れてよく混ぜる。
(3) カップに入れて冷蔵庫で冷やし、固まったら全体的にざっくりと混ぜ、お好みで無調整豆乳を入れる。