家事や育児をがんばって、気づけば自分はあと回し…。そんな方へ、家族との心地よい距離感をつくるコツを紹介します。今回話を伺ったのは、60代でYouTubeのライフさん。ライフさんが夫婦で過ごすのは食事の時間だけ。「だからこそ、一緒に過ごす時間が楽しくて」と話すライフさんに、暮らしの工夫を教えてもらいました。

女性と男性が会話している様子
子どもが独立し夫と2人暮らしのライフさん
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夫と心地よい距離感をつくる4つの工夫

子どもが独立し、早期退職した夫との2人暮らしがスタートしたYouTuberのライフさん。現在は、夜型の生活スタイルの夫に無理に合わせるのではなく、それぞれが自分のペースで生活し、家事を分担したり食事の時間は一緒に過ごしたりすることで夫婦の心地よい距離感を保っているそう。

今回は、そんなライフさんの「夫と心地よい距離感をつくるための4つの工夫」について教えてもらいました。

工夫1:理想とこだわりをもちすぎない

夫婦は一緒にいるもの。こうした理想やこだわりは負担になり、関係がぎくしゃくしてしまうことも。

「流れに身をまかせ、お互いの“ちょうどいい”を探っていくうちに、心地よい距離感が見つかりました」(ライフさん、以下同じ)

工夫2:相手の領域には互いに干渉しない

動画を撮影するライフさん
昼間はライフさんがリビングで動画を撮影。夫は自室で好きに過ごすのが2人のスタイル

互いの時間や空間には踏み込まず、「文句も言わないようにしています」とライフさん。ただし、お互いに影響が出ることは別。

「干渉しないことと我慢することは違うので、それはきちんと伝えます」