家事のタイミングを見直し、暮らしが好転した事例を紹介します。3人の子どもを育てる、クリンネスト1級のせのお愛さんのケースです。夫が転勤中のため、基本ワンオペで家事をしているせのおさん。洗濯は夜にだけするスタイルにして10年、実感しているメリットについて語ります。

部屋で洗濯物を干している
朝の洗濯をやめて夜派に。気がついたメリットとは?
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メリット1:朝の時間にゆとりが生まれる

リビングダイニング

最も大きかったのは「朝の負担が軽くなった」こと。食事の用意や身支度など、朝はやることが重なって慌(あわ)ただしい時間帯。とくに、子どもが小さいうちは家事が思うように進まず、毎日が時間との勝負。バタバタして洗濯まで終わらせる余裕はありませんでした。

そこで、子どもを寝かしつけてから洗濯をすませる「夜洗濯」に移行。朝にこなす家事がひとつ減るだけで、時間に余裕ができ家族の準備もスムーズに。時間にゆとりができるとイライラすることも減り、心にもゆとりが生まれました。

メリット2:脱いだらすぐ洗えるので、汚れが落ちやすい

洗濯機から洗濯物を取り出している

夜洗濯には「衣類の汚れが落ちやすい」というメリットもあります。皮脂や汗、子どもの食べこぼしなどの汚れは、時間が経つほど落ちにくくなります。

その日のうちに洗濯すれば汚れが落ちやすく、黄ばみやにおいの予防にも。お風呂の残り湯を使う場合も、お湯が冷める前に洗えるので効率よく汚れを落とせます。