災害時でも温かいご飯を食べよう

非常食としてカップ麺や乾パンを備蓄している人は多いかもしれませんが、備蓄としておすすめしたいのは「米」です。災害時でも、温かいご飯を食べて元気を出しましょう。米は飯ごうで炊くと簡単ですが、あき缶やポリ袋で炊くことも可能です。

カセットコンロは災害時の調理には必須です。ガスが止まったときのために備えておいてください。炊飯器が使用でき、ポータブル電源の充電に余裕があれば、炊飯器で炊くことも可能です。

●ご飯の炊き方

【材料】

  • 米 1合
  • 水 約200mL(1合分の分量)

【つくり方】

(1) 飯ごうに米と水を入れ、フタをして振り軽く米を洗う。30分ほどひたす。

※ とぎ汁は鍋に入れ、ほかの料理に使うなどムダにしない。

(2) 分量の水を入れる(飯ごうには米の量に対する水の分量の目盛りがついている)。中火で加熱し、吹きこぼれてきたら火を弱め、ぐつぐつがおさまったら火を止めて10分ほど蒸らす。

・ポリ袋を利用する場合
ポリ袋に米と水を入れ、30分湯せんして10分ほど蒸らす ※ポリ袋は耐熱対応のものを使用してください

・あき缶を利用する場合
あき缶に米と水を入れて、アルミホイルでフタをして、飯ごうと同様に炊く。

●豆腐のあき容器でつくるサンドおにぎり

おにぎり
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【材料】

  • ご飯 適量
  • のり おにぎり1個につき縦長2枚
  • お好きな缶詰 適量

【つくり方】

ごはんをよそう

(1) 豆腐のあき容器にのりを敷き、ご飯をよそう。

具をよそう

(2) ご飯の上に缶詰の具をよそい、その上にご飯をよそう。

(3) もう1枚ののりを上からかぶせて手で押し固める。

(4) ひっくり返してあき容器から出し、のりで包む。

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