故人の残した品を整理する「遺品整理」。それは単なる片付けではなく、故人の思いや家族の物語をすくい上げるということ。専門業者「遺品整理プロスタッフ」が見た裏側のストーリーを、祖父母のゴミ屋敷を片付けた経験を持つ漫画家・西園フミコさんの漫画でご紹介。知られざる遺品整理の現場へ、足を踏み入れてみませんか?
【前回までのおさらい】依頼者:60代女性/故人との関係:娘
今回、遺品整理の現場となったのは、疎遠になっていた母が孤独死したという住居。室内はベッドには人型のシミがしみつき、床には尿パッドやおしっこがついた新聞が散乱…。強烈なにおいや、想像を絶する光景に依頼者(60代・女性)は耐えかね、「遺品整理プロスタッフ」に依頼することに。
石田社長をはじめとする作業員たちは、手慣れた様子で片付けを進めるが、気になるのは、依頼人が語った「母はなんでも自分でできる人だった」というひと言。果たしてその裏側にはどんなストーリーが隠されているのでしょうか?」