「ここにある服だけで大丈夫」と気づくことができる
すべての画像を見る(全7枚)残した服だけで生活してみると、思った以上に困らないことに気づきます。
「捨てたあとで必要になるのでは」という不安は、実際に暮らしてみることで薄れていきます。そして、収納がスッキリ整うことで毎日の着替えがスムーズになり、空間も心も軽やかに。快適さを実感すると、迷っていた服をわざわざ戻す気にならなくなるのです。
つまり、自然と「手放しても大丈夫」という自信が生まれ、心を傷めずに手放すことにつながります。
ゴミ出し用の袋に入れることが最大のポイント
じつは、手放すのを迷う服を別保管する際に、「ゴミ出し用の袋」を選ぶことがとても重要!
紙袋やカゴに入れてしまうと、なんとなく「まだ使えるもの」に見えてしまい、クローゼットや部屋の隅に積まれてしまうことが多いのです。一方で、ゴミ出し用の袋に入れると、次第に「不要品」のように感じられてきます。
視覚的な効果がとても大きく、捨てるにせよそのまま持って行ける状態であり、手放す一歩をあと押ししてくれますよ。
掃除用の「ウエス」にはしない
「掃除に使うから」と言って、服をウエス用に取っておく人も少なくありません。けれど、実際にはほとんどが使われずに家のどこかで山積みになりがちです。
それでは結局「手放せない服の保管庫」ができてしまい、片付けは進みません。ウエスにする予定の服も、実際にカットして掃除に使うなら別ですが、面倒なら思いきってやめたほうがよいでしょう。
迷って手放せない服は、まだ心が手放す準備をできていないだけです。時間をおくことで「なくても大丈夫」という実感が生まれ、自然に気持ちの整理がつきます。
だからこそ、いきなり捨てなくても大丈夫。まずは迷う服をゴミ出し用の袋に入れて、生活の場から離してみてください。スッキリと片付いた空間が手に入りますよ。