少ないアイテムでも印象チェンジが可能な、着まわし術を紹介します。教えてくれるのは、肌や目、唇などの色から、似合う配色や着こなしなどのパーソナルスタイリングを行っている河村純子さん(50代)。ここでは、トップス5着+ボトムス3着の8アイテムを使った着まわしアイデアを、ボトムスごとに解説します。
すべての画像を見る(全4枚)着まわしは「ベーシックカラー」でうまくいく
私が考える「着まわしコーデの洗練度をアップするコツ」は以下です。
・ベーシックカラーでそろえる
・小物で季節感や変化をプラスする
イエローベースの私は、ベージュを黄み寄りで統一し、さらにグレイッシュトーンを中心にそろえているため、どのアイテム同士を組み合わせても自然になじみます。アレンジ次第でさらに多くのバリエーションが可能です。
ここでは、3着のボトムスを軸に、残暑の着まわしコーディネートを紹介します。
残暑はデニムよりも涼しい「チノパン」が快適
まだまだ残暑が厳しい時季は、デニムよりも涼しいはき心地のチノパンをヘビロテしています。ラクちんでリラクシーでありながら、きれいめ印象もつくれる優秀ボトムスです。
<左>
ベージュのタンクトップにフリルシャツ合わせたスタイル。インナーから足元まで同じベージュで統一することで、カジュアルすぎずまとまります。
A チノパン:フレームワーク
D フリルシャツ:ジャーナルスタンダードラックス
E 中に着たタンクトップ:レイトリー
バッグ:KECH
シューズ:ビルケンシュトック
<中>
黒のノースリープニットを合わせたシンプルスタイル。ベージュ×黒はモードな雰囲気に仕上がります。
A チノパン:フレームワーク
F ノースリーブトップス:GU(昨年のもの)
バッグ:エルベシャプリエ
シューズ:オッフェン
<右>
夏の冷房対策に便利なリネンシャツは、チノパンとも相性抜群。全身グレイッシュカラーでそろえて、統一感を出しています。
A チノパン:フレームワーク
G リネンシャツ:ユニクロ(プレミアムリネンシャツ メンズSサイズ ¥2990)
E 中に着たタンクトップ:レイトリー
バッグ:chiiiibag
ビーチサンダル:ハワイアナス
きちんと感を演出できる、万能な黒ワイドパンツ
足さばきが軽快で、風通しもよいワイドパンツ。晩夏はシックなムードをプラスする、黒をチョイスします。
<左>
カーキのリネンシャツを合わせてシンプルに。ここではビーチサンダルを合わせていますが、シンプルなフラットシューズを合わせればお仕事にも対応可能。
B ワイドパンツ:ユニクロ(昨年のもの)
G リネンシャツ:ユニクロ(プレミアムリネンシャツ メンズSサイズ ¥2990)
バッグ:エルベシャプリエ
ビーチサンダル:ハワイアナス
<中>
ブラウン×ブラックのベーシックカラーにスカーフでアクセント。夏は鮮やかな色を少したすと、コーディネート全体が引き締まります。
B ワイドパンツ:ユニクロ(昨年のもの)
H Tシャツ:ユニクロ(クルーネックT Lサイズ ¥1500)
スカーフ:ヴィンテージ
バッグ:エルベシャプリエ
ビーチサンダル:ハワイアナス
<右>
上下黒でまとめて、ラメのサンダルと赤バッグをポイントに。小物に統一感をもたせてモードに仕上げました。
B ワイドパンツ:ユニクロ(昨年のもの)
Fノースリーブトップス:GU(昨年のもの)
バッグ:ドリスヴァンノッテン
サンダル:ジミーチュウ