ESSE読者から寄せられる見た目のお悩みのなかで、もっとも多いのが「下腹ぽっこり」。そこで今回は、骨格調整トレーナーのNaokoさんに、下腹やせに効果的な4つの股関節ストレッチの方法を伺いました。「上半身と下半身をつなぐ股関節が整えば運動効率が向上しておなかも引っ込み、一生歩ける体になれます」とNaokoさん。毎日続けて、すっきりしたおなかを目指しましょう。
すべての画像を見る(全10枚)股関節ストレッチの効果アップ?まずはポイントをチェック
下腹ぽっこりの原因は、股関節を正しく使えていないから。4つの股関節ストレッチを毎日行うことで、代謝を上げ、骨盤のゆがみを矯正し、正しい姿勢を保てます。4つやってもたったの7分、すっきりしたおなかを目指しましょう。
股関節ストレッチをする際のポイントは以下。
・4つ1セットで行う
・できれば毎日行う
・好きなタイミングでOK。朝と夜に行うと効果アップ
全身を伸ばして引き締める「体側伸ばし」
足を前後に開いて体の側面を伸ばしましょう。丸まった背中を伸ばせば、外もものはりがすっきり。腕を伸ばすので二の腕のシェイプアップにも。
<左右1分ずつ>
●1:右足を前にして足を前後に開き、頭の上で手を組む
足を前後に開き、右のひざを曲げ、腕を上げて手を組む。背筋を伸ばして胸を開く。
●2:上体を右側に倒す
息を吐きながら、上体を右足側に倒し、体の左側が伸びるのを感じる。3~5呼吸。上体や腕が前に倒れないように注意して。
●3:足を入れ替え、反対側も同様に
足を入れ替えたら、反対側も同様に行う。
下腹にピンポイントで効く「内ももタッチ」
腰を落とし、内ももをタッチ。不安定な姿勢を維持するので、お尻やおなかのインナーマッスルに効果が。浮き輪肉も解消できます。
<左右1分ずつ>
●1:右足を前にして足を前後に開き、手は腰に当てる
足を前後に開き、右ひざをやや深めに曲げる。手は腰に当てて、背筋を伸ばして胸を開く。
●2:左手を頭まで上げ、右手で左足の内ももに触れる
左ひざを床に近づくまで深く曲げ、腰を落とす。同時に左腕を右側に上げ、体の左側を伸ばしつつ右手で左の内ももをタッチ。この姿勢で3~5呼吸。
●3:足を入れ替え、反対側も同様に
反対側も同様に行う。
●難しい人は…内ももに触れなくてもOK
股間節が硬い人ほどお尻の筋肉が弱いため、深く腰を落とせず、内ももをタッチできないことも。その場合はできるところまででOK。