「トリセツ」は家電の近くに置くのが基本。オンラインも上手に活用を

トリセツ
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トリセツ(取扱説明書)は“いる・いらない”の判断がしやすいので、「書類」より手がつけやすいジャンルです。

まず、洗濯機や冷蔵庫、エアコンなど、毎日使って24時間稼働しているものは残す判断を。操作を頻繁に確認したいものは近くに、それ以外は1か所にまとめて保管が基本で、配置図は不要です。

ただ、最近はほとんどのトリセツがオンラインにアップされています。紙ではなくスマホで見た方が手軽な場合もあり、一見必要と思ったものでも、じつは手放しても問題のないことが多いのです。

重要なのはむしろ、トリセツについている保証書。期限がきれるまではしっかり保管を。

<ステップ1>分類する

いるものといらないものを的確に分けていきましょう。

●1:すべて集める

集める際に「商品は処分したのにトリセツだけ残っている」ことが発覚するケースも。

●2:ジャンルごとに分ける

商品がすでにないものは処分。残ったものをおよそ9つ(キッチン家電/映像・音楽家電/掃除・洗濯家電/電話・PC・インターネット/空調・季節家電/小物・インテリア/住宅設備系/医療・美容系/その他)にジャンル分けします。

ここで保証期間も確認。操作が単純で説明書を見るまでもなく、保証期間も終了していたら手放す対象にしましょう。

<ポイント:24時間稼働しているもの、毎日使うものは残してよし>

冷蔵庫やエアコンなど、24時間稼働しているものや、故障したら生活に支障をきたすものは残しましょう。ただし、「説明書はネットで確認できるから必要ない」と思う場合は、処分しても。

<ステップ2>場所を決めて片づける

よく使う家電のトリセツは、本体の近くに置くと便利。1か所にまとめる必要はありません。

●1:収納場所を決めて片づける

洗濯機の操作に迷った、調理家電のトリセツでレシピを見たいなどのケースも多いので、基本は家電の近くに置きましょう。

HDDレコーダーのトリセツもテレビの近くが便利。使用頻度の低い家電はひとまとめに。

●2:製造番号と保証期間をノートにまとめる

修理依頼に必要なのは、保証期間と製造番号。いちいちトリセツを見なくてもいいよう、ノートにまとめておくと、とても便利です。面倒な場合は、保証書に直接保証期間を書き、製造番号に◯をつけるだけでも。

<ポイント:付属の専用部品はトリセツの裏にはって管理>

製品のメンテナンスのためについてくる、小さなネジや六角レンチ。工具入れに入れてしまうと、「なんの部品?」と忘れがち。トリセツにつけておけば、紛失の心配もありません。

※ この記事は『書き出すだけで家が整う おうち片づけノート』(扶桑社刊)に掲載された内容を再編集しています

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