猛暑が続いている今年の夏。とくに「団地」は暑い印象がありますが、夫婦2人で築40年の団地に暮らしをしている松尾千尋さんは「団地でも夏を快適に過ごせていますよ」と話します。そんな松尾さんが実践している、「夏を快適に乗りきるコツ」を4つ紹介してくれました。

エアコンのある寝室兼ワークスペース
エアコンのある寝室兼ワークスペース
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サーキュレーターをフル活用する

ダイニング
空調のないダイニングキッチンにはサーキュレーターを

わが家の間取りは2DK。エアコンがあるのは寝室だけで、もう一部屋とダイニングキッチンには空調がありません。

エアコン1台で家全体を涼しくするために活躍するのが、「サーキュレーター」。

サーキュレーターを活用すれば、ある程度は冷気をまわすことができます。冷気が届きにくい場所では、直接風を浴びて涼をとっています。

エアコンの設定温度は下げすぎず、状況に合わせて調整

エアコンのリモコンを操作する様子

冷房の温度は下げ過ぎず、26度〜28度の間でこまめに調節しています。

暑さが厳しい日はつけっぱなし、外がそれほど暑くないときは、適宜スイッチをきるなど、メリハリのある使い方を心がけています。

窓際においてあるビール
「暑いときのビールは格別」(松尾さん)

また、必要以上に部屋を冷やさないために、体の声に耳を傾けています。

個人的には室温が27度くらいだと快適なのですが、少し暑いくらいが夏らしさを感じられていいと思うシチュエーションも。「仕事の時は27度」「家事で動く時は26度」「ビールを飲む時はエアコンをつけずに窓を開け、テラス気分を味わう」というふうに、自分のなかでその時々、気持ちいいと思える空調を心がけています。