家づくりの際、壁と床の境目にある「巾木(はばき)」は、見落とされがちな場所かもしれません。ESSEonlineライターの谷ノ内真帆子さんも、巾木は「ついていて当たり前」のものだと思い、ほとんどこだわりなく決めてしまったそう。しかし、新居での生活が始まってみると、巾木の意外なデメリットを目の当たりにした、と言います。「巾木なしにすればよかった」と後悔する谷ノ内さんがその理由を詳しく語ります。

リビング
1階のリビング。巾木は白色です
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デメリット1:掃除の手間がかかる

巾木

1階のメインフロアは、家族がいちばん長く過ごす場所。だからこそ、常に清潔に保ちたいと考えていました。しかし、ここで誤算だったのが、巾木の「清掃性」です。

巾木には、壁を守るという大切な役割があるのは承知していますが、どうしてもそのわずかな上面にホコリがたまります。

床を掃除機でキレイにしても、ふと目線を上げると、巾木の上に薄く白く乗っているホコリ。これが意外と目立つのです。

「せっかく床をピカピカにしたのに、ここだけ残っている……」

そう気づいてしまうと、ついイラッとしてしまいます。結局、掃除機の隙間ノズルを持ち出すか、わざわざハンディモップで1周なぞらなければなりません。

この「ついでのひと手間」が、忙しい日々のなかでは地味にストレスに。

「もし、巾木がもっとスリムなものか、あるいはない仕様にしていたら、この手間はなかったのかも」と、掃除のたびに軽い後悔が頭をよぎります。