欲しいものリストは3年寝かせることも
すべての画像を見る(全4枚)「やっぱり必要だ」と確信して購入に至ったものもあります。それがサラダスピナー。じつは浪費癖が激しかった頃に持っていて、一度手放したキッチンアイテムなのだとか。
「手放してからは、ザルとボウルで野菜を洗って水きりしていましたが、わが家ではサラダの登場回数が多いので、やっぱりサラダスピナーがある方が便利。安価で手頃なものですませようと思ったこともありますが、安易にものを増やしたくなくてグッと我慢しました」
でもノートアプリを振り返ると、なんと昨年と一昨年の夏も「サラダスピナーが必要かも」と感じていたことが判明。
「3年も同じことを考えているなら買っても大丈夫だろう、今の私に本当に必要なものなんだと心から納得することができました。オールプラスチック素材だと劣化しやすいことは以前の経験から分かっていたので、今回はステンレス製のものをじっくり時間をかけて探しました」
リストには「こんな素材」「こんな用途で使う」ということも、思いつく限り入力。購入前のリサーチにも役立っています。
お金をまったく使わない生活は無理
このサラダスピナーは通常のステンレスボウルとして使えるのはもちろん、そうめんの器としても活躍しているそうです。
「いっさいものを買わない、お金をまったく使わない生活は無理。でも物欲とうまくつき合う方法が分かってからは、お金がむやみに減っていくことがなくなりました。私にとって欲しいもののリスト化は、ものの取捨選択を後押ししてくれています」