服の数や便利な持ちものなど、旅行の荷物軽量化アイデアを紹介します。「家を片付けたことで旅先の荷物もミニマルになりました」と話す、整理収納アドバイザー・Fujinaoさんのケースです。ここでは、2泊3日の出張に持って行ったバッグ2つ分の荷物の中身や、パッキング術について語ります。

旅の荷物の一部
旅の荷物の一部
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旅行の荷物が少なくなり、節約にもつながった

バッグ

心配性の私は、旅行のときにいつも大荷物になりがちでした。ですが、家を片付けて“もたない暮らし”をするようになってからは、「本当に必要なもの」が分かったので、旅の荷物もコンパクトになりました。

私は北海道在住なのですが、先日出張で大阪に2泊3日する機会がありました。その際の荷物は、トートバッグと貴重品持ち歩き用のバッグ2つのみ。機内に持ち込む荷物だけですんだので追加料金がかからず、狭いビジネスホテルでも快適に過ごすことができました。

そんな私の2泊3日の旅行の荷物は以下です。

●持ち歩き用バッグ:いつもの必需品

鞄の中身

普段の外出でも持ち歩いている必需品は、小さいほうのバッグへ。

・ハンカチとティッシュ

・財布

・家と車のカギ

・エコバッグ

・iPad mini

・イヤホン

・目薬や頭痛薬、ばんそうこう、リップ、マスク、小さなお菓子など防災用品とセルフケアグッズが入っているポーチ

●トートバッグ:出張用に追加したもの

カバンの中身

仕事用アイテムや宿泊に必要なものは、トートバッグへ。

・服

・充電器

・折りたたみ式キーボード

・折りたたみ傘

・メイク用品と使い捨てコンタクトレンズ

・メガネ

・仕事で使う道具(名刺やペンケース、資料など)

服も「ワンピース2枚」をメインに軽量化

洋服

私は普段からほぼ毎日ワンピースを着ています。今回の出張では、メインのアイテムとしてノースリーブのワンピースを色違いで2着持って行きました。それに加えて、薄手のジャケット、綿のカーディガン、大判スカーフ1枚、靴下と下着は2日分用意。

札幌を出発するときはカーディガンを、仕事のときにはジャケットを、大阪の街を歩くときにはスカーフをプラスするなど、同じワンピースでも気温やシーンに合わせて対応できるように工夫しています。

ちなみに、アクセサリーは3日間同じものを身につけていました。