常に人生の最期を意識して暮らす

大きな決断は「病気になってから考えよう」ではなく、健康な今のうちに考えておきたいもの。自分自身で決めたことですから、今回は娘も同意してくれています。

ここ数年を振り返ってみても、震災やコロナ禍など、想像してもみなかった出来事が次々と起こっています。この先、自分の力では変えることができない困難もきっとあるでしょう。

これから病気や死、災害などに向き合ったときに、どのように行動するかは、70年以上生きてきた経験を試されるものだと思っています。自分にふりかかる運命に対して、後悔しない選択をするためにも、常に「人生の最期」を意識して暮らすことが、今のわたしにとって、そして高齢者ひとりひとりにとっても、大切なのではないかと思います。

●本多京子さんの豊かに暮らす考え方のヒント

・この世に残すものが少ない方が、周りに負担をかけず心軽く過ごせます
・人生の最期の迎え方、考え方は人それぞれ。家族ともよく話し合いましょう
・なにが起こるかわからない時代。健康なうちに「人生の最期」を意識して

 

健康を保つレシピや、安全な住まいの整え方、そして両親の介護や終活について…。食と栄養の第一線で活躍してきた本多京子さんから学ぶ、しがみつかない暮らしのためのヒントが満載の『大事なものから手放しましょう。70代、ひとり暮らしを軽やかに生きる』(家の光協会)は発売中です。

※この記事は『大事なものから手放しましょう。(70代、ひとり暮らしを軽やかに生きる)』(家の光協会刊)より一部抜粋、再構成の上作成しております。

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