ESSE読者から寄せられたお悩みに、清水ミチコさんがお答え!

スマホを見る女性
子離れするにはどうしたら…?(※画像はイメージです)

Q:子離れするには…どうすべきなの?

子どもたちは独立していますが、私はいろいろ心配してしまいます。LINEをしても、子どもたちからの返信はひと言くらい。子離れするにはどうしたらよいでしょうか。気持ちのきり替えの方法など教えてください。

にゃー子さん(51歳・会社員)

A:自分の心の育児と考えて、人生の後半を味わって

お察しします。いつかしっかり巣立っていくようにと、子どもを育ててきたのにいざ実際に旅立っていかれると寂しいものですよね。

同じ別れにしても、出ていく方は常に身軽であり、残される方は暗くなりがち。能動態はいつも受動態よりもお得にできてます。「では実家に戻りましょう」と、手元に帰ったとしてもまた別の心配が増えることでしょう。

私も3年前、娘が嫁いだときに実感しました。もはやあんまり連絡もくれないです。

あっさりしすぎだろ! と叫びたい。とはいえ奥さん、私もあなたも育児という重い任務はやっと完了したのです。ここで能動態に向きを変えようではないですか。時間は戻りません。築き上げてきた育児への時間と労力に、自分に自分でお祝いしてあげましょう。だれもしてくれないものなので、そんな事を気持ちのきり替えのスタートにしませんか。 

よく言われる言葉ですが、子どもが3歳くらいまでによちよちなついて、めちゃくちゃかわいい時期があったじゃないですか。あの光景で子どもはもう親孝行は完了なんだそうですよ。