食事や時間の使い方、身につけるもの。変わっていく「今の自分」に合わせてしなやかにアップデートすることで、無理せず、心地いい日々を送ることができます。ここでは料理研究家のウー・ウェンさんの、前向きでいるための習慣や考え方、体を整えるコツなどをご紹介します。

ウー・ウェンさん
ウー・ウェンさん
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前向きでいるための習慣と考え方

「今の自分」に合わせた、心地いい日々を送っているウー・ウェンさん。朝はおなかをすかせて目を覚まし、たっぷりの朝食を。夜は19時までに軽い食事をすませ、ぐっすり眠る。そんな体の欲求に素直に従うようにしているそうです。

まずは、ウー・ウェンさんの前向きでいるための考え方や習慣をご紹介します。

●思い立ったら、会いたい人に会う、行きたいところに行く

子育てが終わり、今は自分のためにお金や時間を使えるとき。

「いつまで健康で、自由でいられるかはわからないもの。時間ができたら、フットワーク軽く出かけるようにしています」

●服を150着処分。余白の気持ちよさがクセに

3年前、洋服を150着処分。段ボールにつめて買取サービスに依頼しました。

「クローゼットにゆとりができたら、『余白』が気持ちよくて。増えないよう定期的に見直しています」

●続けられないことは無理をしない

「子どもたちにすすめられ、スポーツジムには3回入会して、3回退会しました。もう二度と入会しません(笑)」

代わりに階段の上り下りなど、日常の中でできる運動を意識。

●60歳からは体ではなく頭を使う

「年齢を重ねるほど、経験と知識を蓄えてできることは増えるもの。ただ体が追いつかなくなるんですよね。今までは体力で乗りきっていましたが、これからは“頭”を使うことを意識しています」

変化を悲観せず、新しい工夫を試すチャンスと考えて。