犬とネコの満足そうな顔を見るたび、幸せに包まれて
この家のこだわりポイント
- 1.愛犬と愛猫がのびのびと暮らせる環境
2.愛犬が思いきり走り回れるドッグラン
3.動物の保護活動ができる空間
4.将来を見越した二世帯住宅仕様
窓辺のキャットウォークと、木箱を何段も積み重ねたステップはネコの遊び場。変化に富んだ上下左右の動線によって、ネコたちは自由気ままに行動ができ、室内飼いでもスレスなく暮らすことができます。
「夏場は、エアコンのそばのヒンヤリした箱がネコたちのお気に入りです」と妻。階段の踊り場は犬とネコが共有するひなたぼっこスペースです。
「保護している子たちは元野犬や野良ネコばかりですが、わが家の子たちが適度な距離感で接してくれるおかげで、自然と共生生活になじんでいます」と夫妻。
2階のフリースペースは客間としても使える空間。吹き抜けに面してデスクカウンターを造作し、在宅で仕事をする妻のワークスペースにしています。
銀汰はもちろん、愛猫のラグドールのソフィもお気に入りの場所。「オープンスタイルの間取りなので仕事中でも常に犬とネコの様子がかり、目が届きやすいので安心です」。
寝室はドッグランに対面するように設けています。
屋外を眺められるLDKの窓辺は、犬たちが好んで過ごす場所。愛用のベッドでくつろぐジョルディのそばで、保護犬のペロもくつろぎます。先住の犬とネコに見守られる日々を送り、保護犬・ネコたちは巣立っていく予定です。
屋外の足洗い場から、パントリーを兼ねるバックヤード、洗面室、浴室とダイレクトにつながるプランを採用。複数の動線を設けることで、日々の行動をスムーズに行えるようにしました。LDKの裏に配しているためゲストの視線を受けにくく、ストック食材の収納や洗濯機置き場として大活躍しています。
バックヤードの壁面全体に造作した棚は、洗面室まで続く大容量!
将来、父親が同居することを想定して設けた個室。洗面室と浴室に近く、コートからバックヤードを通ってじかに入れるようにしました。現在は保護ネコたちの遊び場、くつろぎの場として活用しています。
この家のデータ&使われている素材と設備
敷地面積/273.49㎡(82.7坪)
延床面積/104.94㎡(31.7坪)
1階/80.60㎡(24.4坪)
2階/24.34㎡(7.4坪)
用途地域/第1種低層住居専用地域
建ぺい率/40%
容積率/80%
構造/木造軸組工法
素材
[外部仕上げ]
屋根/ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き
外壁/サイディング、ガルバリウム鋼板小波板張り
[内部仕上げ]
1階
床/モルタル+塗装、チーク 壁・天井/ラワンベニヤ+塗装
2階
床/チーク 壁・天井/ラワンベニヤ+塗装
設備
厨房機器/システムズヤジマ
衛生機器/TOTO、パナソニック
窓・サッシ/LIXIL
設計/横関和也、仲條雪(ジャムズ一級建築士事務所)