1歳と3歳の子ども、夫の4人で石川県に暮らしている主婦、hanaです。まもなく3人目を出産予定ということもあり、熊本地震をきっかけに、地震や台風、洪水、火事などの災害に備えてわが家でも防災グッズを見直してみました。
重たいものは運べない。避難場所にたどり着けさえすればいい
小さな子ども3人と避難する状況を想像すると、市販の重い防災グッズは私の場合は持っていけません。水や非常食も大切ですが、重さがあるので「
無事に避難場所にたどり着く
」ということだけを考え、最低限の防災グッズを100円ショップでそろえてみました。
●私が購入した100円グッズリスト
・ナップサック
・ガムテープ
・笛とライト
・油性マジックペン
・ハサミ(キッチンバサミなど強力なものだとなお◎)
・ハンマー(閉じ込められたときに叩いて外に知らせるなど)
・シリコン折り畳みカップ
・取っ手付きビニール袋
・簡易トイレ
・折り畳み式水タンク
・吸水キッチンタオル(吸水性が高い・コンパクト・乾きやすい)
ナップサックを選んだのは、日常使いのバッグに袋ごと入れられるか、いざというときに背負えるか、という条件を満たしているから。災害が収まった後は、身分証明証や現金(物の購入・移動・連絡・本人確認のため)が必要になるので、それらが入っている日常使いのバッグに、災害袋をまるごと入れられるかは、重要なポイントだと思います。袋をはじめに選び、そこに入るだけの最低限の防災グッズ、計1100円分(税抜)を購入しました。
※災害時、身分証明証があれば金融機関で通帳がなくてもお金を引き出すことが可能のようです(10万円程度まで)
ガムテープは災害時の万能アイテム
購入したなかでも、ガムテープはとくに優秀。マジック、ハサミ、タオルなどと組み合わせれば、さまざまな利用法ができるので、これらのアイテムはぜひ優先的に用意したいと考えました。
●災害時のガムテープの利用方法
・ビニール袋やレインコートなどが破れたときにガムテープを貼れば、水の浸入を防げる
・自宅玄関や避難場所の壁に布ガムテープを貼って、油性マジックで伝言を残すことができる
・傷口に布をあて、ガムテープを貼れば止血に使える
・ビニール袋をガムテープで貼り合わせてレジャーシートや防寒・防雨に
・放置すると危ない窓ガラスや鏡にガムテープを貼って飛散防止
・ガムテープ+ビニール袋+タオルやティッシュで簡易おむつ、簡易生理用パッドに
・足裏に板をガムテープで固定し、簡易的なくつをつくれば、足のケガ防止に
・ろうそく、懐中電灯などの固定にガムテープを
避難場所までの安全を確保しつつ、重くならないことを重視した結果、「衛生用品(排泄など)」「水を確保できるもの」「万能使いできるアイテム」を最優先にそろえました。100円ショップですべてそろえることができます。
あれもこれもと欲張らずに最低限のみをいつでもすぐ持ち出せる状態にしておくことが、いざというときの備えには大切だと思います。
【ライター・hana】
石川県在住、29歳。夫(29歳)、長女(3歳)、長男(1歳)の4人家族。現在、3人目を妊娠中。節約ブログ「