ブラケットがサイドデスクやカバン・洋服の収納に大活躍
子どもの成長とともに、ブラケットを入れ替えたり、新しいものを購入したりという場面が増えました。そのなかでも、とくにブラケットを採用してよかったと思ったことを3つ紹介します。
1.「棚板」がリモートワーク用のサイドデスクに!
すべての画像を見る(全7枚)ものの置き場が欲しかった中学生の長女のためにサイドデスクを増やしました。
材料はホームセンターにて購入。木板3000円、サイドブラケット1000円×2本。壁の幅に合わせて木板をカットし、金具を取りつけるのみで完成です。
デスクを購入することなく、棚の一部のスペース使っただけのサイドデスク。パソコンを置いてリモートワークにも快適です。
2.「ロッドフック」でお店のようなカバン収納が実現
子どもが小さい頃は、収納ボックスに入れるようにしていたカバン。
好みもできて、自分で選ぶようになってきたので、ロッドフックを取りつけ、これに引っかけるように収納することにしました。フック用角パイプ1000~1200円とサイドブラケット460円×2本、そして1本200~300円のフックを4本メーカーに注文して購入。
習いごと用や学校用、プライベート用など使い分けて収納ができます。おかげで、型崩れしやすかったカバンも丁寧に扱ってくれるようになりました。クラブの道具などが増えた場合も、フックを購入するだけで収納スペースが確保でき便利です。
3.「ハンガーブラケット」で1週間コーデをセッティング
高校生の息子は、制服から私服登校にかわり、服装に悩まされる毎日に。そこで、週末のうちに、1週間のフルコーディネイトをセットしておくハンガーブラケットを用意。
本体の丸パイプ550円とサイドブラケット600円×2本をメーカーで注文し、本人の身長に合わせて取りつけました。
忙しい朝に余裕をもって出かけられるようになり、親としてもひと安心です。服をつるしたままスチームアイロンをかけることもでき、服をたたむ必要もナシ。
施工時に支柱を埋め込んでおく際のメリットと注意点
ブラケットを取りつける際には、2つの方法があります。
1つ目は、でき上がった壁面に支柱を取りつける方法です。壁には、下地材を受ける部材として、間柱が約30㎝間隔で入っています(たたいて探すこともできます。市販の下地探し針や下地センサーで探す方法もあります)。その間柱に沿って支柱を固定していきます。
2つ目は、家づくりの施工段階で、設置したい壁と壁の間に、支柱を取りつけておいてもらう方法です。壁面の施工段階で石こうボードと支柱を交互に取りつけていきます。筆者が採用したのは、この2つ目の方法です。
この施工段階で支柱を取りつけるメリットは、以下の3つがあります。
1.壁から支柱が飛び出ていないので、凹凸がなくきれいな見た目に仕上がる
2.下地に支柱をじかにビスで固定させるので、あとづけするよりも強度が増す
3.同じ幅で支柱を取りつけるので、壁紙も貼りやすく最小限のロスで収まる
家づくりの施工段階で支柱を取りつけてもらう場合、設計の時点で設計者へお願いしておく必要があります。また建売住宅の場合は、施工途中であっても、対応が難しい場合もあるようです。
ブラケットを採用することで、簡単な模様替えがしやすく、14年たった今でも様変わりしていく空間を楽しむことができています。最初こそ手間はかかるかもしれませんが、少し先の未来を想像した空間づくりの参考にしてみてはいかがでしょうか。