夏は油汚れが落ちやすく、換気扇掃除にはもってこいの季節。ですが、間違ったやり方では逆に汚れがつきやすくなったり、素材を傷めてしまうことも。そこで、ゴシゴシ不要でラクに汚れが落とせる「正しい換気扇掃除」の方法を、クリンネスト1級のせのお愛さんが解説します。

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意外と知らない換気扇掃除の「正しい方法」
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オキシ・アルカリ電解水は変色の原因に

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万能なイメージのあるオキシクリーンですが、じつはアルミ素材には使用NG。換気扇のシロッコファンはアルミ素材のものが多いため、「オキシ漬け」をすると、変色や塗装がハゲる原因に。

アルカリ電解水も、同じくアルミ素材のファンには使えないので注意が必要です。換気扇のまわりやコンロの油汚れには効果大なので、使う場所を選んで賢く活用してください。

ゴシゴシ不要!夏こそおすすめな「換気扇掃除」

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強くこすらなくても、ラクに換気扇の油汚れを落とす方法もご紹介します。

<用意するもの>
・中性洗剤(ウタマロクリーナー)
・ゴミ袋2枚
・古タオル
・塗装用ハケ
・ブラシ(必要なら)

シンクに古いタオルを敷いてから作業すると、傷の防止になります。

ポイントはすぐにこすらないこと

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ファンや整流板を外し、ウタマロをハケで全体にぬり広げます。ここで大切なのが、洗剤が汚れと反応するまで時間をおくこと。気温の高い夏場なら、15~20分待つだけで、ゴシゴシこすらなくても汚れがスルッと落ちますよ。