大型家電を購入する際は、収納スペースに置けるか、搬入経路を通れるかをチェックすることが大切です。しかし、もうひとつ見落としやすいポイントがあります。それが冷蔵庫やドラム式洗濯機などの大型家電のドアが、全開する間取りであるかどうかという点です。観音開きの冷蔵庫の購入の際に後悔したことを、日刊住まいライターが語ります。
すべての画像を見る(全5枚)片側のドアが全開しなかった理由
筆者宅では引っ越しと同時に冷蔵庫を購入しました。もちろん設置場所の計測をし、販売店の担当者にも「問題ない」と言っていただいたうえでの購入です。
観音開きタイプの大型冷蔵庫で、奥行きも幅もピッタリサイズ。搬入経路もまったく問題ありませんでした。写真のように、パッと見た感じ、スッキリ収まって問題なさそうに見えます。
ところが、いざ使い始めてみると、左側のドアは全開するものの、右側のドアは90度ほどしか開かないことに気づきました。
全開しないのは、冷蔵庫の右側の壁がジャマをするからです。このように家電の横の壁が長く出ている間取りの場合、ドアは全開しません。そのことに気づくべきでした。