あまり量を食べていないつもりでも体重が減らず、なぜかコレステロール値が改善されない…など、悩みを抱えている方も多いのでは。料理研究家でダイエットカウンセラーのおにゃさんによると、「食事改善により数値が減少することも可能」なんだそう。そこで、今回はおにゃさんに健康的にダイエットする方法を教えてもらいました。

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悩む女性
ダイエットに関するその悩み、食事改善で変わるかも?(※画像はイメージです)
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年々太っていく、食べていないはずなのに全然やせない。そればかりか健康診断では悪玉のコレステロール値や中性脂肪も増加している…! そんな風に悩んでいる方がとても多いです。

しかし、悪玉コレステロール値の増加は遺伝性のものは除き、食事が原因で増加することが多いので、逆を言えば、食事改善により数値が減少することも可能です。

●健康的にやせるためにはなにが大事?

実際、私も不摂生な食生活により悪玉コレステロールが増加したことがありますが、食生活の改善により53mg/dl下がりました。

コレステロール値や中性脂肪の増加により生活習慣病になることもあります。単に食事制限をするのではなく、体のことを考えたダイエットをしたいですよね。

ビフォーアフター
4kgやせてコレステロールの数値が改善された、実奈子さんのビフォーアフター

私が主宰するダイエットプログラムに参加してくれた実奈子さん(42歳)は、ずっとコレステロール値が194mg/dlと高かったのに、4か月で135mg/dlまで下がり(59mg/dl減少)、体重も4kg減少しました。そして実奈子さんと同じ生活をされていた70歳のお母さまもコレステロールが下がったそうです。

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今回は2人がどういったことに気をつけていたのかご紹介したいと思います。

●1:朝食をしっかり&野菜をたくさん食べる

実奈子さんは、これまでも朝食は食べていたそうですが、内容はみそ汁とマーガリンたっぷりのパン、カフェ・オレ。みそ汁の具もあまりなかったそうです。

そこで、みそ汁は野菜やきのこをたくさん入れた具だくさんのもの、マーガリンたっぷりのパンは、玄米・もち麦入りのご飯に。そのほか、ヨーグルトかサバ缶(水煮)を追加した朝食に変更しました。

また、野菜は「食べていたつもりでしたが、振り返ると全然食べていなかった」そうです。私はダイエットプログラムに参加している方のお食事を毎日見ていますが、野菜を食べていると話す方でも、野菜が全然たりていないことが多いです。そして、なかには野菜嫌いな方も…。

嫌いなものだと気が進みませんよね。そういった方は、まずはサラダ・蒸し野菜・ナムル・炒め物など、どんな調理方法でもいいので、自分の好きな野菜から「毎食食べる」ことから始めるといいですよ。