買い物のときに、子どもからねだられて想定外のものを買ってしまった…なんて経験はありませんか? そんな予想外の出費の対策法を、家計改善コンサルタント・アドバイザーの高木瞳さんに教えてもらいました。
子どもと買い物。予定外の出費を防ぐ3つのルール
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以前は、買い物へ行くと子どもの「買って買って!」に負け、泣いて騒ぐのを静かにさせようとお菓子やオモチャを与えると、次からはもっとひどくなり…節約したいと思っているのについお金を使ってしまい、一時期は子どもと一緒に買い物に行くことが負担になっていました。
しかし、子どもたちが5~6歳の頃から「お金のはなし」を伝えるようにしたことで、子どもたちの「買って買って!」が激減。現在は小学校3年生と1年生ですが、しっかりと約束を守って買い物してくれるようになりました。今回はこの「お金のはなし」をご紹介します。
●そもそもの原因はなにか?
まず、なぜ子どもたちが「買って買って」と泣き叫ぶのか、子どもの立場になって考えてみました。すると、子どもたちはたとえ欲しいものができても、自分でお金を稼ぐことができないので欲しいものを得るには、親や近しい人に頼み込むという方法しかないんだ、と気づきました。
さらに、以前「泣いてせがんだら手に入った」といった体験があると、またその方法で手に入れようとします。子どもたちなりに知恵を絞って、欲しいもののために必死なんだなと納得しました。
ですが親も、なんでもかんでも泣けば買ってあげるというわけにはいきません。そこで、なるべく分かりやすい言葉を選んで、子どもたちにもきちんと理由とルールを説明することにしました。
●「買って」攻撃に対する3つの解決策
私なりに考えて、とった解決方法が下記の3つです。
【解決方法】
・「お金ない」ですませない
・「また今度」は言わない
・出かける前に話し合う
それぞれの項目ごとに、具体的手順を紹介させていただきます。