コストコのロングセラー「プルコギビーフ」。炒めるだけでプルコギができるという手軽さが魅力ですが、1パック約2kgという大容量。一般家庭にはちょっと多いですよね。
このプルコギビーフをすでに何十回とリピートしているというコストコマニアの高梨リンカさんは、さまざまなアレンジで食べつくしているそう。ただ焼くだけじゃない、プルコギビーフのアレンジを教えてもらいました。
プルコギビーフは「下味つき牛肉」。パン・麺・ご飯に組み合わせるとおいしい!
プルコギビーフは牛肉を甘めのしょうゆに漬け込んだもの。プルコギ用ではありますが、下味つきの牛肉と考えれば幅広いアレンジができます。
価格は100g148円(2020年2月現在)で約2kg入っています。1パックは3000円くらい。初めて買う前にはこの記事で食べ方を予習してみてくださいね。
●基本はたっぷり野菜と炒める
プルコギビーフの味つけはやや濃いめ。そのまま炒めてももちろんおいしいですが、野菜やキノコなどをたっぷり入れると栄養も取りやすく、彩りもよくなるのでおすすめです。
炒める食材はなんでもOK。タマネギやモヤシ、エノキは節約中の家庭におすすめです。彩りを考えるならパプリカやホウレンソウを入れましょう。春雨でボリュームアップするのもいいですね。クセのない味つけなので、どんな食材もおいしくしてくれます。
●プルコギトーストは、このためだけに買いたいくらいのベストマッチ
夕食用のプルコギはちょっと多めにつくっておき、翌朝はプルコギトーストにしてみてください。バターを塗って焼いた食パンにプルコギをのせるだけの簡単メニュー。さらにマヨネーズをかければ朝から元気になれるスタミナ系トーストになります。
パンとプルコギは一見ミスマッチに思えますが、じつはとても相性がいいんです。デリバリーでもプルコギピザがあるくらいですしね。甘辛いプルコギにパンとバターの香ばしさ。プルコギトーストのためにプルコギビーフを買ってもいいくらいのベストマッチです。
●プルコギ焼うどんでスピード昼ごはん。子どもにも好評!
さっとすませたい昼ごはんに便利なのはプルコギ焼うどん。冷凍うどんとプルコギビーフだけでできるお手軽スピードメニューです。
冷凍うどんはレンジなどであらかじめ解凍しておきます。フライパンでプルコギビーフと野菜を炒め、解凍したうどんを入れてざっと炒め合わせたら完成。
味が薄いかなと思ったら、しょうゆやみりんで調整してください。ボリュームのある焼うどんは子どもにも好評です。
●プルコギパスタはうま味を吸収してつやつや、うまし!
プルコギはうどんだけでなくパスタにも合います。つくり方は焼うどんとほぼ同じ。炒めたプルコギビーフにゆでたパスタをからめるだけです。
プルコギビーフから出る水分はうま味とともにパスタが吸ってくれるので仕上がりはつやつや。盛りつける前にバターを落としてざっくり混ぜると香りよく仕上がります。プルコギは韓国料理ですが、プルコギパスタは和風パスタに近い味。とっても食べやすいですよ。
●プルコギチャーハンはしょうゆと塩コショウで味がキマる!
プルコギとご飯を合わせるならプルコギ丼が定番ですが、じつは炒めてチャーハンにしてもおいしいです。プルコギビーフ、野菜、ご飯の順に炒め、最後にしょうゆや塩コショウで味を調えるだけ。
プルコギビーフが甘めなので、コショウをきつめにかけるとバランスがよくなります。もっと韓国風の辛みがほしければコチュジャンを加えてみてくださいね。
●パン・麺・ご飯と組み合わせて2kgのプルコギビーフを味わい尽くして!
プルコギビーフはお肉のサイズがまちまちです。大きめカットのしっかりした部分はそのまま炒める用、細かいお肉はチャーハンやトースト用にすると見栄えよく、調理もラクになります。
パン・麺・ご飯すべてと相性のよいプルコギビーフ。簡単にアレンジができるので、料理があまり得意でない人でも大丈夫です。2kgの大容量をおいしく食べつくしてみてくださいね。