油の処理が大変な揚げ物。そこで火のとおりを気にせずにつくれる「揚げない揚げ物」はいかがですか?
時短料理が得意な料理研究家の近藤幸子さんに、たっぷりの油を使わず、手軽な揚げ焼きでつくる春巻きのレシピを教えてもらいました。カニかま、アボカド、キムチと火をとおさず食べられる具材なのがポイントです。

カニかまとアボカド、キムチの焼き春巻き
カニかまとアボカド、キムチの焼き春巻き
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火をとおさず食べられる具材を使えば調理時間も短縮!揚げない春巻き

カニかまにキムチ、そして濃厚アボカドの食感がクセになる変わり春巻き。少ない油でつくる揚げ焼きは、皮がキツネ色になればOK。

●カニかまとアボカド、キムチの焼き春巻き

【材料(10本分)




・カニ風味かまぼこ 120g

・アボカド 2個(150g)

・白菜キムチ 80g

・片栗粉 大さじ1

・春巻きの皮 10枚

・A[小麦粉大さじ2 水大さじ3]

・揚げ油 適量

【つくり方】

(1) カニ風味かまぼこは大きくほぐす。アボカドは皮と種を除いてさいの目切りにする。キムチは千切りにする。すべてをボウルに入れ、片栗粉を加えてざっくりと混ぜ合わせる。

(2) (1)を等分して春巻きの皮1枚で包み、巻き終わりを混ぜ合わせたAで留める。

(3) フライパンに深さ1cmほど揚げ油を入れ、(2)を巻き終わりを下にして入れる。強めの中火にかけて2分揚げ、裏返してさらに2分揚げる。

[1人分373kcal]

皮で具材をまく

火をとおさずに食べられる具材を使えば、火どおりを気にしなくても大丈夫。皮においしそうな色がついたら、火からあげて。