夫と義母のシニア世代3人で暮らす整理収納アドバイザー・原田さよさん(60代)は、50代で大規模な捨て活を行いました。ここでは、ものを減らして快適さを実感したこと、年齢を重ねたことによって変化した「お金をかけなくなったもの」3つについて語ります。無理せず心地よい暮らしをつくる、お金のかけどころのアイデアをぜひ参考に。
すべての画像を見る(全5枚)「もったいない」を手放し、バッグは軽さ重視
50代の10年間をかけて、若い頃に集めていたブランドバッグを整理しました。気に入っていて今も使う2つだけを残し、あとはすべて手放したのです。
買ったときは、がんばった自分へのごほうびでありステキなバッグだと信じていましたから、もっと名残惜しいかと思っていました。でも、重さがあったり手入れに気をつかうようになったりして、少し負担になっていたせいか、手放してもそこまで惜しい気持ちにはなりませんでした。
今愛用しているのは、1万円台の軽くて収納しやすい合皮やナイロン製のバッグが中心です。気負わずに普段使いでき、傷んだら気持ちよく買い替えられるようになりました。
大昔のブランドバッグ2つと、今の軽やかなバッグを併用するようになってからは、「高かったのにもったいない」という気持ちも、「まだ使えるのに」という思いもなくなりました。
私にとってはこれが、ゼロか100かで考えなくなったきっかけのひとつとも言えます。
歩きやすい靴は修理して長く大切に履く
靴選びも変わりました。50代に入る頃までは、デザイン性の高さで靴を選んでいた時期もありましたが、今はまず歩きやすさを重視。足腰に負担をかけずラクに歩けることを優先するようになりました。
とはいえ、傷んできても新しい靴をすぐ探すことはありません。履き心地がよく気に入っている靴は、かかとを修理したり、手入れを重ねたりしながら、大切に履き続けるようになりました。
また、十分に履いて修理が難しくなったときも、「これは修理してでも履きたい」と思える靴になるかを基準に選ぶようになっています。



