実家がゴミ屋敷という環境で育ってきた経験を活かし、現在は整理収納アドバイザーとして片付けに関する情報発信などを行う、夫・小学2年生の長女と3人暮らしのつうさん。ここでは、家を片付けたことで「お金をかけなくなった」3つのものについて語ります。

片付けをするつうさん
ものと向き合い、お金の使い方にも変化が
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1:不用品を処分する費用

つうさん不用品

私の実家はゴミ屋敷で、あふれかえったものの大半は、一緒に暮らしていた祖母のものでした。買ったまま1度も着ていない洋服や使われることのないまま放置された布や毛糸など、「いつか使うかもしれない」「使えるからもったいない」と、とっていたものが山のように積み上がっていました。

約25年前に祖母が亡くなったとき、親戚の人に手伝ってもらいながら片付けていきました。当時は、私が住んでいた地域では家庭ゴミとして出す分には、指定のゴミ袋やゴミ処理券を購入する必要はありませんでした。しかし、あまりにも大量のものがあったため、すべてを処分するにはやはりお金がかかります。

できるだけお金をかけずに片付けたかったので、状態がいいものはリサイクルショップに持ち込んだり、自宅まで引き取りに来てもらったり、必要としている人に譲るなどして、ものの量をできるだけ減らしていきました。それでも、多くのものが残り、最終的にはクリーンセンターに持ち込んで処分することになったのですが、数万円の費用がかかりました。

たくさんのものを一気に捨てるには、コストがかかります。だからこそ、ものを購入する前は「本当に必要?」「長く使える?」など立ち止まって考え、使わなくなったものは「いつか使うかも」と何年も保管するのではなく、必要かどうか早めに判断するように。日頃から不要なものをため込まないようにすることで、お金がかからなくなりました。

2:なんとなく買ってもっていた服

つうさん服

私は片付けが苦手だった頃、次から次に買っていたのが服でした。

その理由は、毎朝服を選ぶときに「着る服がないのは、服の枚数が少ないからだ」と思っていたから。「もっと服を買わなきゃ!」「おしゃれな人は服をたくさんもっているはず」と思い込み、次々、購入していました。

服の数を増やすためにはそれなりにお金がかかるので、購入するのはファストファッションの服が中心に。そして、自分の好みや着心地のよさよりも、他人からどう見られるかを気にして選んでいました。

あるとき、「枚数は増えているのに着る服がやっぱりない」と思えたことで、今ある服と向き合う決心がついたように感じます。実際に整理をしてみると、「着る服がないではなく、着たい服がほとんどなかったんだ」ということに気づき、お金をムダにして惜しい気もちに。このような経験をしたことで「たくさんもつよりも、着たいものをもつようにしよう」「他人にどう見られるかよりも、自分の好みで選ぼう」と思うことができました。

それからは、フリーマーケットに出店するなどして、何百枚も減らし、以前に比べると、今は洋服の枚数はうんと少なくなりましたが、着る服がないと悩んだり、自分の好みではない洋服にわざわざお金をかけることはなくなりました。