歳を重ねるにつれて、以前は気にならなかった家事が少し面倒に感じられることも。50代で夫婦ふたり暮らしの整理収納コンサルタント・須藤昌子さんは、普段使っている道具の大きさや置き場所を見直すことで、日々の小さな不便や手間を減らしているそう。今回は、須藤さんが「やめてよかった」と感じている、3つの実例をご紹介します。

自分の中に違和感に気付いて、変化しているシューズクローゼット
自分の中に違和感に気付いて、変化しているシューズクローゼット
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ひな人形の収納場所を変えたら、出し入れがラクに

ひな人形の収納場所を変えた

わが家のひな人形は、以前、収納のいちばん上の棚にしまっていました。

年に一度、ひな祭りが近づくと、そこから取り出して飾り、終わったらまた同じ場所へ戻す。年齢を重ねるにつれて、少しずつこの作業が面倒に感じるようになっていました。

そこで思いきって、ひな人形を下の棚へ移してみることに。すると、出すのも戻すのも、ずいぶんラクになりました。

長年「ひな人形は棚の上にしまうもの」と思っていたので、置き場所を変えることなど考えていませんでした。でも、同じ場所にしまい続ける限り、面倒な気持ちも変わりません。

変えたのは、収納する棚の場所だけ。「今までここに置いていたから」という理由だけで、わざわざ面倒なことを続けなくてもよかったのです。

重い食器を手放して、調理の負担が減った

食器の素材・重さにこだわったら、使うが楽しくなった

食器も、以前とは選び方が変わりました。

若い頃は、好きなデザインや形で選び、多少重くても気になりませんでした。でも、毎日の食事では、棚から取り出し、料理を盛りつけ、食後に洗って、また戻すという作業があります。そのたびに「ちょっと重いな」と感じることが増えてきました。

使い続けられないわけではないですが、ラクに使えるわけでもありません。そこで、軽い樹脂製の食器に買い替えました。

すると、取り出すときも洗うときも、軽くて持ちやすく、「割らないようにしなきゃ」という気持ちの負担も減って、以前よりずっとラクになりました。

食器は毎日何度も手にするもの。まだ使えるからと使い続けるより、今の自分が扱いやすいものを選ぶことで、食事の支度もあと片付けもラクになることを実感しました。