子育て世代にもおなじみの「ワセリン」。じつは赤ちゃんからシニアまで幅広い年代で使え、肌の水分蒸発を防いで乾燥や外部刺激から守る働きがあります。今回は皮膚科医の土屋佳奈先生に、ワセリンの選び方や効果的な使い方を教えてもらいました。併せてESSE読者の愛用例も紹介します。

ワセリンの効果的な使い方を紹介
ワセリンの効果的な使い方を紹介

赤ちゃんだけじゃない、「ワセリン」の使い道

つちやファミリークリニック浅草院の土屋佳奈院長
つちやファミリークリニック浅草院の土屋佳奈院長

​薬局やドラッグストアで手軽に購入できる「ワセリン」。そもそも、どのようなものなのでしょう。

「ワセリンは、天然由来の保湿・保護剤です。ワセリンそのものが肌に水分を与えるのではなく、肌の表面に薄い油膜をつくることで、水分の蒸発を防ぎます。乾燥や外部の刺激から肌を守る目的でも使うことができ、赤ちゃんから高齢の方まで使いやすいアイテムです」(土屋佳奈先生、以下同)

●ワセリンの目安量や塗り方のポイントは?

両手のひら程度の範囲に塗る場合、「指の関節1つ分」が目安
両手のひら程度の範囲に塗る場合、「指の関節1つ分」が目安

ワセリンを上手に使うには、適量を正しい順番で塗るのが大切。ポイントを教えてもらいました。

「保湿目的で使う場合、一般的には『指の関節1つ分=両手のひらを塗れる』くらいが適量です。少しツヤが出る程度がちょうどよいでしょう」

「このくらいテカッとしていいんです」と土屋先生
「このくらいテカッとしていいんです」と土屋先生

普段のスキンケアと併用するなら、化粧水や乳液のあとの仕上げに塗ります。

「ワセリンは気温によってかたさが変わるので、冬場は手のひらで少し温めてから伸ばすと摩擦を抑えながら塗ることができます」

●じつはいろいろな種類がある「ワセリン」

土屋先生

また、ワセリンは純度によって色が異なるのが特徴です。

「一般的に精製度が高くなるにつれて薄い黄色から白色に近づき、不純物の量も減るため、肌への刺激が少なくなるといわれています」

顔などのデリケートな部位には、精製度の高い「白色ワセリン」が使われることが多いのだとか。

「肌が敏感な方や赤ちゃんには、白色ワセリンの中でも、より精製度の高いものが向いています」

乾燥が気になる季節。おすすめの「ワセリン活用術」

ワセリンがよく使われる部位
ワセリンがよく使われる部位

ワセリンは、顔や手の保湿はもちろん、全身に使えるのもメリット。乾燥が気になる季節におすすめの使い方を教えてもらいました。

「唇や目のまわりといった皮脂腺がない部位のほか、ひじやひざ、足の裏など角質が厚くなる場所にも適しています」

爪のまわりに塗って、手荒れや爪まわりの乾燥対策に
爪のまわりに塗って、手荒れや爪まわりの乾燥対策に

​指先や足裏など、乾燥が気になる部位のケアにも使えます。

「ワセリンは必要に応じて1日に何度塗ってもいいので、水仕事や手洗いのあとはこまめに塗り直しを。ベタつきが気になる方は『昼は局所的に、夜はしっかり』と使い分けるといいでしょう」

「ひじやひざなど、乾燥しやすい部位は重ね塗りしてもいいです」と土屋先生
「ひじやひざなど、乾燥しやすい部位は重ね塗りしてもいいです」と土屋先生

ちなみに土屋先生も、唇の保湿にワセリンを愛用しているそう。

「“唇にはワセリン”が長年の習慣です。コスパもいいですし、口紅の前に高純度のワセリンを塗っておけば、刺激をやわらげることができます」

土屋先生

秋冬はもちろん、ワセリンは花粉シーズンにも活躍。

先生の病院では、花粉が気になる季節の肌ケアとして、鼻のキワや目のまわりにワセリンを塗るよう案内することもあるそうです。

ドラッグストアで手軽に買える!高純度の「ベビーワセリン」シリーズ

赤ちゃんから高齢の方まで使える、健栄製薬の「ベビーワセリン」シリーズ
赤ちゃんから高齢の方まで使える、健栄製薬の「ベビーワセリン」シリーズ

健栄製薬の「ベビーワセリン」シリーズは、無添加の白色ワセリン100%の保湿剤。無香料、無着色、さらに防腐剤も不使用なので、新生児からシニアまで全身の保湿に使えます。

不純物を取り除いた高純度のワセリンで、やわらかくなめらかな使い心地も特徴です。

リップやソフトタイプなど、さまざまなタイプをラインアップ
リップやソフトタイプなど、さまざまなタイプをラインアップ

衛生的に使えるチューブタイプのほか、家族で使える大容量タイプ(100g)や持ち運びに便利なリップ用、やわらかいソフトタイプなどもラインアップ。自宅でも外出先でも、肌をコーティングしてうるおいを保ちます。

産まれてすぐから、大人まで使えて、肌をやさしく守る
健栄製薬「ベビーワセリン」シリーズについて詳しく知る

家族で、外出先で。ESSE読者の「ワセリンの使い方」

「ベビーワセリン」を愛用している、ESSEベストフレンズ101のメンバー普段どのように使っているのか聞きました。

●ワセリンを4世代で愛用中!

森川さん

家族4世代でワセリンを愛用しているという、ESSEベストフレンズ101の森川とろろさん(42歳・整理収納アドバイザー・夫・長女(小学生)・二女(小学生)で、実母・祖母との2世帯同居)。

「寒くて乾燥した地域に住んでいるため、ワセリンが欠かせません。私はソフトタイプを、顔の乾燥が気になるところに薄くのばして使っています」(森川さん、以下同)

祖母がワセリンを延ばすところ

森川さんだけでなく、娘さんたちや母、100歳の祖母も使っているそう。

「母は鼻まわりの乾燥が気になるときに。祖母もデイサービスのお風呂上がりに、体のカサつくところへ自分で塗っています」

●外出時は2タイプをポーチにイン

ポーチ

秋冬はリップタイプとチューブタイプの2種類を持ち歩いているという、ESSEベストフレンズ101のかつらさん(46歳・食育健康アドバイザー・夫、長女(高校生)、長男(中学生)の4人家族)。

「リップタイプは唇が乾燥したときに。チューブタイプは、水仕事での手の乾燥予防で使っています」(かつらさん、以下同)

ふくらはぎ

「買いやすい価格なので、頬や二の腕、ふくらはぎにも気がねなく塗っています」

薬局やドラッグストアで手軽に買えて、さまざまな用途で使える「ベビーワセリン」シリーズ。乾燥が気になるこれからの季節に、取り入れてみてはいかがでしょうか。

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ワセリンの便利な使い方8選

問い合わせ先:健栄製薬株式会社 https://www.kenei-pharm.com