同じ家に長く住んでいると、見慣れた部屋にマンネリを感じませんか? リフォームへの憧れはあっても費用を考えるとなかなか踏み出せないもの。整理収納アドバイザーのYUKAさん(40代)が、家具を1つも買わずに築10年の家を新鮮に楽しめた「模様替え」のコツを紹介します。

【AFTER】模様替えをしたダイニング
【AFTER】模様替えをしたダイニング
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リフォームの見積もりは300万円。今の家でできることは?

窓際の棚

家を建てて10年。毎日過ごす部屋の景色にすっかり見慣れてしまいました。飽きた、マンネリ、ワクワクしない。周りの友人が建て替えや新築購入をするなかで、私もリフォーム欲が高まっていました。

ある日、好きな家具屋さんがリフォームも手がけていると聞き、軽く相談してみました。返ってきたのは「だいたい300万円くらい」という答え。思いつきで決められる金額ではなく、「これくらいかかるんだ」と頭に入れて帰ってきました。

そこで、家で今できることはなにか考えて始めたのが模様替えです。新しい家具は1つも買わず、今ある家具の場所を入れ替えるだけ。それでも部屋の印象はガラッと変わり、暮らしやすさまで変わりました。

1:帰ってきて最初に見える場所から変える

【BEFORE】模様替えをする前のダイニング
【BEFORE】模様替えをする前のダイニング

わが家で最初に手をつけたのはダイニング。玄関から2階へ上がり、ドアをあけたらすぐ見える間取りになっています。家に帰ってきて最初にくつろぐ景色が居心地のよさを左右すると考えています。ここが整っていないと、帰ってきてもため息が出てしまいそうじゃないですか?

模様替えをする前は写真のようにヴィンテージの棚を置いていました。その棚には長男が小学校で使っていたものを収納。ダイニングで学習していた時期はとても重宝しましたが、中学生になってからは自室で勉強するようになり、今はほぼ私しか使っていません。

そこで棚はリビングへ移し、代わりにリビングで使っていたイケアの本棚「BILLY(ビリー)」3台をダイニングへ。

【BEFORE】模様替え前のリビング
【BEFORE】模様替え前のリビング

BILLYの中身は基本的にそのまま。ダイニングで読み書きの練習をしている二男の筆記用具だけプラスしました。使う人が変わった家具は使う人のそばへ、今その場所で使うものはその場所へ。家族の暮らし方に合わせて、家具の役割を見直すきっかけにもなりました。

・BILLY(ビリー)/OXBERG(オクスベリ) ¥27997

2:定位置の景色を整えて気分アップ

【BEFORE】壁に向かって置いたデスク
【BEFORE】壁に向かって置いたデスク

リビングではデスクの向きを変えました。以前は壁に向かって置いていたものを、ウッドデッキに面した窓に向けて配置。光がたっぷり入り、目の前には植物、木漏れ日も気持ちよくて座るたびに気分が上がります。

【AFTER】窓に向けて置いたデスク
【AFTER】窓に向けて置いたデスク

デスクのすぐ近くにはダイニングから移したヴィンテージの棚を。仕事で使う書類や本、プリンターや文具を手の届く場所にまとめられたのでぐんと作業しやすくなりました。

使いやすさと、そこから見える景色。この2つでこんなにモチベーションが変わるんだと改めて実感しています。

3:ラグを1枚。床が変わると部屋の印象も変わる

【AFTER】ラグをしいたリビング
【AFTER】ラグをしいたリビング

夏のうちはしきだたみを使っていましたが、模様替えを機に毛足の長い、温かみのあるラグに替えました。床は部屋で大きな面積を占める場所。大きな家具を買い替えなくても、ラグを替えるだけで雰囲気が変わり、季節の移り変わりも楽しめています。