ゴミ箱やパントリーの場所も「使う人の動線」で決めた
すべての画像を見る(全11枚)キッチン計画では、収納量だけでなく「だれが、どこから使うか」も意識しました。
たとえばゴミ箱は、キッチン側からもダイニング側からもアクセスしやすい通路の正面に。
パントリーは冷蔵庫の裏につくり、ダイニングからは中が見えない配置に。食品ストックやいただきもののお菓子など、ごちゃごちゃするものを置いていても、ダイニングからはまったく見えません。扉がないのであけ閉めの手間もありません。
アイランドキッチンの側面には、ダイニングテーブルから使いやすい位置にコンセントもつけました。ダイニングテーブルでホットプレートを使う場合や、調理中にフードプロセッサーを使うときに便利です。
キッチンだけを見るのではなく、ダイニングまで含めて「ここでだれが、なにをするか」を考えておいたことで、暮らし始めてから便利さを実感しています。
●住んで気づいた「デメリット」も
もちろん、すべてが完璧だったわけではありません。アイランド側のカウンターはフラットにつくりましたが、来客時にシンクまわりや作業途中のものがダイニングからまる見え。
来客中はいくら事前に準備していても、やっぱりごちゃつきます。今なら手元が少し隠れる程度の立ち上がりをつけてもよかったかなと思います。
理想を追い求めるより大事だった「意外なこと」
家づくりでは、すてきなキッチンの写真を見ると「あれもいい、これもいい」と迷います。でも5年暮らして感じるのは、理想の設備を集めること以上に「今の暮らしでなにに困っているか」を思い出すことが大切だということ。
わが家の場合は、「家族がキッチンに入ってくると動きにくい」という小さなストレスが、キッチン計画の出発点でした。
その不満をひとつずつ解消するように間取りや収納を考えたことで、今は家族と一緒にキッチンに立つ時間も、もっと楽しめるように。
みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。



