夫・義母のシニア世代3人で暮らす整理収納アドバイザー・原田さよさん。50代での大規模な捨て活後、60代になった今、もの選びの基準がまた少し変わってきたそう。今回はそんな原田さんの、快適さはキープしながら、幸福度アップにつながっている「なくても困らないけれど、あるとうれしい」3つのものについて語ります。
すべての画像を見る(全6枚)毎日の小さなワクワクをくれる「卓上カレンダー」
家じゅうの片付けをどんどん進めた50代の10年間は、「役に立つかどうか」が残すものを選ぶときの判断基準だったし、それは間違いではなかったと思います。
でも今は「心が喜ぶかどうか」がもの選びの大切な基準になってきました。暮らしを軽くするために減らしたもののなかに、自分らしさを支えてくれていたものがあったと気づいたからです。
そんな思いから、「この大きさなら、のちのち困らないだろう」と、一度は手放したけれど再び愛用するようになったもののひとつが「卓上カレンダー」です。以前、リフォーム業者にもらった卓上カレンダーのかわいらしい絵がとても気に入り、目に入るたびに癒やされるようになったのがきっかけです。
予定を確認するだけならスマホで十分だし、実際にそうしていましたが、卓上カレンダーを使い始めてみたら、毎朝目に入るたびにホッとするのです。それで翌年から、自分でも買ってみることにしました。選ぶ段階からワクワクし、「こんな気持ちはいつぶりだろう?」と思ったものです。
今は、月末が近づくと次の月のカレンダーの柄をめくって「今度はこんなバージョンなのね」と楽しみにするようになりました。
実家の片付けで見つけた「しおり」
実家を売却する前の片付けで、母が使っていたしおりを見つけて懐かしくなったのがきっかけで、また少しずつ買うようになりました。60代になってからときどき夫婦で一泊旅行をしているのですが、その際のお土産としても、しおりを選ぶようになっています。
捨て活をがんばっていた頃の自分なら、こういう小さなものでも「もたないほうがいい」と思ったかもしれません。でも今は、自分が喜ぶものを少しずつ集めることが楽しいです。


