サメに並々ならぬ情熱をもつ、芸人・ココリコの田中直樹さん。ここでは書籍『サメくらべ図鑑』(扶桑社刊)を上梓したこたさんとともに、お互いの「推しザメ」TOP3をお絵描きクイズ形式で紹介します。サメ愛でつながったふたりの、テンポのよいディープトークにも注目です。

サメ愛にあふれるふたり。お互いの「推しザメ」TOP3を語り合いました
サメ愛にあふれるふたり。お互いの「推しザメ」TOP3を語り合いました
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第3位:泳ぎ方にびっくり「ヒラシュモクザメ」vsミステリアスな「バケアオザメ」

3位のサメを見せる様子

ココリコ・田中さんと絵本作家のこたさんが「推しザメ」を当て合いっこ。3位から順番にスケッチブックに描いて発表してもらいました。

ココリコ・田中さん(以下、田中):僕の第3位はこれです!

こたさん(以下、こた):おお、シュモクザメ系ですね。体が大きくて、胴体ががっちりしてる。「ヒラシュモクザメ」ですか?

田中:正解! ヒラシュモクザメ、かっこよくて大好きです。じつはこのサメ、泳ぐときにエネルギーを消費しないよう、大きな背ビレと胸ビレを使って傾きながら泳ぐんですよ。飛行機が揚力を得るのと同じ原理ですね。海洋生物学者の渡辺佑基先生がこれを発見したときはすごくワクワクしました。

こた:正面から見ると三角形で、どう転んでも揚力が得られそうなバランスですもんね。さて、僕の第3位はこちらです!

こたさんが3位のサメを見せる

田中:胸ビレがしっかり長くて、尾ビレが三日月で、黒目がち。さすが、絵がうまいね(笑)。…これはアオザメ的な?

こた:そうです! 「バケアオザメ」といって、「化け」という名前や、かっこよいのに闇落ちしたような見た目がミステリアスな感じ。すごく気になる存在です。

第2位:ハワイ沖で遭遇した「ヨゴレ」vs抱き枕のような「トラフザメ」

田中さんが2位のサメを見せる

田中:続いて第2位です!

こた:これは「ヨゴレ」ですね! …言っちゃってもいいですか? じつは僕の1位はヨゴレなんです。

田中:ほんとに? じゃあ、ヨゴレの話をしてもいい? 以前、水深1000mのハワイ沖で本物のヨゴレに遭遇したんです。コビレゴンドウというクジラについて泳いでいたヨゴレが、僕たちに関心をもって周りをうろちょろし始めて。そのうちもう1匹がどこからともなく現れて。2匹のヨゴレに囲まれ、あまりの美しさと興奮で目がバッキバキになりました(笑)。

こた:それはうらやましすぎます!

田中:でも、興奮しすぎて船にすぐ戻らなかったから、あとで現地ガイドさんにとてもきれいな日本語で「なんですぐ戻らないの!」って本気で怒られて…。それがいちばん怖かった(笑)。ところで、ヨゴレが1位の理由って?

こた:やっぱり「ヨゴレ=汚れ」という名前がいいですよね。逆張りが好きなので(笑)、よくないイメージの言葉からとられた名前に魅力を感じます。見た目はメジロザメだけど、背ビレが丸いちょっと特殊なフォルムにも引かれます。

田中:わかる。体の模様からヨゴレって言われているけれど、この汚れ具合というか模様はほかに見ないというか。すごくいいよね。

こた:はい! そして、僕の2位はこちらです。

こたさんが2位のサメを見せる

田中:「トラフザメ」だ。癒やし系だよね。抱き心地がよさそうな枕みたい。

こた:このぼーっとしている感じがかわいいんですよね。赤ちゃんから大きくなるにつれて模様が変わったり、尾ビレが長かったり。短いヒゲもついていて。普段は海底のほうにいて動かないから、泳いでいるところを見ると「あ、泳げるんだ!」とうれしくなります(笑)。