がんばって働いているのに、お金がなかなか貯まらない…。その原因、じつは「家」の中にあるのかもしれません。お片付け習慣化コンサルタントの西﨑 彩智さんによるメソッドを実践、片付けに成功した実例をご紹介します。今回は、夫と子ども2人と暮らす近藤さん(43歳・会社役員)のケース。住まいのビフォーアフター、片付けによって抑えられた出費について詳しく教えていただきました。
※ この記事は『時間とお金にゆとりが生まれる 貯まる片づけ』(プレジデント社刊)に掲載された内容を一部抜粋・再編集して作成しています
すべての画像を見る(全9枚)「貯まる片付け」のポイント3つ
西﨑さんに“お金が貯まる片付け”のポイントを3つ教えてもらいました。
●1:貯まる片付けは「キッチンから」!
たとえば「家を片付けよう!」と思ったとき、クローゼットから始めてしまうと「来年は着るかも」と手放すことに迷ってしまい、結局なにも捨てられず挫折しがち。
賞味期限という「数字」が書かれているものの多いキッチンから、必ずスタートするのがおすすめ。
●2:根性論はやめて「しくみ」化
「絶対に起きる」「絶対に片付ける」など、根性論で物事を成し遂げようとすると、疲れている日などは難しいもの。
「私は心が弱い」「またできなかった」と自分を責めるループに陥ってしまいます。
家族、友だち、SNS、あるいはChatGPTなどのAIツールに、「今日はこれを10分する」と、ハードルの低い約束をしてチャレンジすると成功率が上がります。「できた!」と報告するまでがワンセットです。
●3:「貯まる片付け」の極意
片付けを進めていくと中で、自分が、心から「好き」「快適」と思えるものがわかってきます。
そうなると、「なくてもいいもの」を衝動的にムダ買いしなくなります。結果、浪費から「投資」にお金の使い方が変わっていき、チャンスや収入をつかむチャンスがUPしていきます。
「ものを捨てたらストレス買いが減った」
・近藤さん(会社役員、43歳)/夫・子ども2人)のケース
Instagramでフォローしている相手が「いい」と言うと、すぐに欲しくなって購入することを繰り返していました。使うのはほんの一部で、使いかけのものが山積み。放置していたものは捨てて、売れるものは売りました。
家が片づいてからは、お酒の量と外食の回数が激減。「また散らかったらイヤだ」というのと、毎日の片づけの時間が習慣化すると楽しくて趣味のように。ママ友とのランチも、外食でなく、家に呼んで食べるように。
また、とことんものを捨てて家がキレイになったことで、余計なものを入れたくない気持ちが強くなり、SNSなどでの無駄遣いが減りました。今思うと、疲れや不安を補うために買い物をしていたんだなあと。
今は疲れていても「すぐに寝よう」「ちょっとエクササイズしよう」と、発散の方法が変わりました。
