4:「紙」を片付け、大切な情報を整理する

大量の書類を整理するエプロンと三角巾姿の女性のイラスト

実家片付けでもっとも重要なのが「紙」片付け。

「親が認知症になると資産を動かせなくなるので、親の介護費用や施設に入居するための費用を動かせるようにしておくことが大事です。そのためにも、『金目の紙=財産にまつわる書類』を把握し、対処しましょう。紙を整理することで、今後のライフプランが明確になります」

●チェックしておきたい「財産にまつわる書類」

・親の収入がわかる紙

年金など、ベースになる収入がわかれば、介護が必要になった際の選択肢も明確に。

・不動産関係の書類

重要事項説明書、不動産売買契約書、登記済権利書などは相続や売却時に必要になります。

・自宅のリフォームの明細書

リフォームの明細など、不動産の価値を高めた証明も、売却時などに重要になるので保管を。

・生命保険の証書

保険の内容、保障の期間、保険金の額などを確認し、万が一のときの請求もれを防ぎましょう。

・固定資産税の納税通知書

親が所有する不動産が明確に。固定資産税だけ払い続けて活用していないものは売却も検討。

・ゴルフやリゾートの会員権
会費に見合う使い方をしているか確認を。ほとんど利用していないなら解約を検討しても。

・借入金の返済予定表
借入金がある場合は返済予定表を見て、その内容や返済できるのかなどをチェック。

・証券口座の通知書

証券の相続には、原則子どもも同じ口座を開く必要があるため、複数ある場合は整理を検討。

・通帳(今は使っていない古いもの)

10年取引がない口座は休眠口座になっている可能性があるので、親が元気なうちに整理を。

・通帳(今も使っているもの)

メインで使っている銀行は、親が施設に入ったときにも引き出せる代理人登録をすると安心。