更年期障害やPMS、熱あたりとの見分け方
すべての画像を見る(全4枚)山口先生によると、慢性的なだるさやイライラといった副腎疲労の症状は、更年期障害やPMS(月経前症候群)などの女性特有の不調と非常によく似ているそう。
「これらを見分けるポイントとして、たとえばホットフラッシュ(突然のほてりやのぼせ)がある場合は、更年期障害特有の症状といえます。また、不調の波が月経周期に連動している場合は、PMSの可能性が高くなります」
もっとも確実なのは、医療機関で「ホルモン値」を測定すること。ただ、これらは完全に別物というわけではなく、副腎疲労と更年期障害(またはPMS)の両方が重なっているケースも少なくない、といいます。
「暑い季節に気をつけたい熱あたり(軽い熱中症や夏バテ)との違いは、体の不調が出るまでのきっかけや経緯がポイントになります。明らかな環境の変化でバテているのか、熱によって具合が悪いのか、きっかけが明らかな場合は、副腎疲労を疑いません」
●副腎疲労の治療の「最善策」
副腎疲労になった場合、どのように治療すればよいのでしょうか?
「ステロイドのホルモンを微量で内服します。ないものが補充されるので、比較的改善しやすいです。ただ、あくまでも薬は短期間。最終的にはステロイドはなくせるように、生活習慣、食生活を整えて併用していくことが副腎疲労の治療の最善策といえます」
