日々の暮らし方やお金とのつき合い方を見直して、無理なく「ムダづかいを減らせる」ようになった習慣を紹介します。お聞きしたのは、夫婦ふたり暮らしで節約上手のブロガー・本多めぐさん(50代)の実体験。「欲しいものがあるとつい勢いで買いがち…」という方にもおすすめの工夫です。

家計簿はノートにざっくり支出を記入。財布は100均のファスナーポーチ使用
家計簿はノートにざっくり支出を記入。財布は100均のファスナーポーチ使用
すべての画像を見る(全4枚)

1:まず家計簿をつけて、アンバランスな出費に気づく

プライベートブランドでそろえた調味料類。こだわりの高額商品から切り替え
プライベートブランドでそろえた調味料類。こだわりの高額商品からきり替え

以前の私は、毎月いくらお金が入って、どれだけ出ていく…という基本的なお金の流れをほぼ把握していませんでした。給料日前になるとあわてつつ、「今月もなんとかなるだろう」とその場しのぎで過ごしていました。

しかし、ある日通帳の残高を見て驚きました。このペースでお金を使い続けると、数か月後には貯蓄が底をついてしまいそうだったのです!

そこで一念発起し、家計簿をつけ始めました。まずは収入と支出を目に見える形で書き出します。すると想像以上に出費が多いことがわかりました。そこでようやく、予算の範囲内でやりくりする習慣が身についたのです。

●「必要不可欠」と思っていた支出も見直せた

予算を気にするようになると、それまで「必要不可欠」と思っていた支出も見直せるように。私の場合、とくに多かったのは習い事やスクールなどの学びへの投資、友人との交際費、そして食へのこだわりです。

どれも自分にとって大切なもので、減らす発想はありませんでした。しかし、改めて家計全体を見渡してみると、当時の収入に対しては少し背伸びをした出費だったことに気づいたのです。

そこでいったん、優先度の低い習い事をやめてみたり、外食の回数を少し減らしたり、無農薬野菜や無添加食品を中心とした買い物や、高価な調味料を見直したりしました。その結果、少しずつ支出を抑えられるようになり、家計のバランスも整っていきました。

2:「過去の失敗」と向き合い、ものを減らす

安いとつい買ってしまう黒ボトムス&白シャツ類
安いとつい買ってしまう黒ボトムス&白シャツ類

次に行ったのは、家にある不要なものを減らすことでした。じつは、部屋を片付けるプロセスは、「過去の買い物の失敗」と向き合う時間でもあると思っています。

「流行っていたから」「いつか使うかもしれないから」と、よく考えずに買って眠らせていたものをあちこちから発掘して、心から反省。このおかげで、次の買い物に対しても慎重になれました。「本当にこれは使うのか?」「どこに収納するのか?」と自問自答するフィルターができたため、気分で買うムダ買いが自然と減っていったのです。

●似ている服を大量発掘…

たとえば、服は衝動買いの筆頭格。手もちのアイテムをきちんと把握せず、目についた安いものを適当に買い物をしていました。その結果、似ている黒のボトムスや白いブラウスが何枚も出てくることも…。

その反省もあり、今はあらかじめ計画を立ててからお店に行くようにしています。必要なものだけを厳選して買うようになって、節約できるようになりました。