ものが散らかっても戻しやすく、無理なくキレイな状態をキープする片付け術を紹介します。教えてくれるのは、夫婦共働きで2人の子どもを育てる整理収納アドバイザー・Nozomiさん。ここでは、Nozomiさんが実践する継続しやすい片付けのコツや収納アイデアなど、5つの簡単習慣について語ります。
すべての画像を見る(全6枚)1:収納場所を細かく決めすぎない
散らかりを防ぎたいと思うと、つい置き場所を細かく決めたくなりますが、細かすぎる収納は意外と続きません。だれが見てもわかるほど明確でも、戻すときに手間がかかれば、それだけであとまわしになります。
わが家では「ざっくり戻せればOK」という収納場所をつくることを意識しています。たとえば文房具はこの引き出し、お出かけ小物はこのカゴ…という程度です。細かく分けすぎないことで、子どもも夫も自分で戻しやすくなり、私だけが片付け役にならずにすみます。
整った見た目を優先するより、続けられることを優先したほうが、結果的には散らかりにくいです。崩れない収納に必要なのは、きっちり分類することより、迷わず戻せることだと感じています。
2:よく使うものほど取り出しやすくする
ものが出しっぱなしになるのは、片付ける気がないからではなく、戻しにくい場所にあることも大きな原因です。とくによく使うものほど、取り出しやすく、戻しやすい場所に置いておかないと定位置に戻りません。毎日使うハサミや充電器、子どもの身支度用品などを、わざわざ扉の奥や高い場所にしまうと、それだけで出しっぱなしが増えます。
収納は見た目よりも、使う頻度に合わせて配置することが大事だと考えています。よく使うものが取り出しやすい位置にあると、使う・戻すの流れが自然になり、散らかりにくくなります。
反対に、たまにしか使わないものは少し取り出しにくい場所でも問題ありません。整った家は、使いやすさの優先順位がはっきりしていると思います。
3:一時置きスペースをあえてつくる
出したものはすぐ戻せるのが理想的ですが、実際の暮らしでは、帰宅直後やバタバタしている時間帯に、その場で完璧に片付けるのは難しいこともあります。
そんなときのために、一時置きスペースをあえてつくっておくと、散らかりが広がりにくくなります。バッグ、書類、子どもの持ち帰り品などを、とりあえず置ける場所があることで、床やテーブル全体にものが散らかるのを防げるからです。
ただ、一時置きは「置きっぱなしにする場所」ではなく、あとで元の場所へ戻すための途中地点として使うことを意識しています。一時置きがあると雑然としそうに見えるかもしれませんが、実際は「散らかりの範囲を限定する」役割があります。
すぐに片付けられない日がある前提で仕組みをつくり、落ち着いたタイミングで戻す流れを決めておく方が、日常では現実的だと思います。



