花粉症対策で押さえておきたい2つのポイント

※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)
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鷲尾先生によると、自分でできる花粉症対策には、大きく2つあるそうです。

●1:マスクをぴったり装着する

ひとつは「体への花粉の侵入を防ぐ」こと。

「感染症対策と同様に、粘膜からの侵入を防ぐことが重要です。具体的には、マスク・眼鏡・帽子の着用など。マスクを着用する際は、鼻や口にしっかりフィットさせることが大切です。不織布のマスクがおすすめですが、3Dマスクやウレタンマスクでも、すき間なく装着できていれば一定の効果は期待できます」

服装も「長袖」を選び、できるだけ肌の露出を減らすことで、花粉の付着を防ぐことができるそう。

「花粉は粘膜だけでなく皮膚にも付着し、アレルギー反応を引き起こすことがあるため、体全体を守る意識が大切です」

●2:外出後は体についた花粉を落とす

もうひとつの対策が「家への花粉の侵入を防ぐ」こと。とくに、帰宅後に体についた花粉を落とすことが効果的です。

「まず玄関の外で、上着や衣類についた花粉をしっかり払い落としましょう。室内に入ってから行うと、花粉をまき散らしてしまう原因になります」

室内に侵入する花粉を少しでも減らすことが目的のため、「再び付着するのでは」と過度に心配する必要はありません。

「付着する花粉を抑えるには、ウインドブレーカーなど表面がつるつるした素材の上着を羽織るのがおすすめです。また、帰宅後にローラーで衣類の汚れを落とすと、より効率的に花粉を除去できます」

帰宅後は、手洗い・うがいを徹底することに加え、目洗いや鼻うがいも効果的です。

「髪の毛にも多くの花粉が付着しているため、帰宅後はできるだけ早くシャワーを浴びて洗い流すのがおすすめです。これらの対策は花粉だけでなく、PM2.5や細菌の除去にも有効ですよ」

洗濯物は外干しNG?空気清浄機の意外な落とし穴

室内での花粉対策も気になるところ。とくに洗濯物の干し方や空気清浄機の使い方には注意が必要です。

「花粉の飛散は、気温が上がって花粉の放出量が増えるお昼頃と、地表の花粉が再び舞い上がる夕方に多いとされています。そのため、症状がある方はこの時季の外干しは控えるのが基本です。また、空気清浄機を使っているから安心というわけではありません。空気清浄機は空気中に浮遊している花粉には効果がありますが、床に落ちた花粉までは取り除けません。そのため、機械に頼るだけでなく、玄関で花粉を落とす、帰宅後すぐに手洗いうがいする、シャワーなどを浴びる、といった基本的な習慣の見直しが重要です」

床に落ちた花粉を取り除く場合は、掃除機できれいにしたあとに水ぶきをするといった、一般的な掃除方法で対応できます。

「換気をする場合は、花粉の飛散量が多い時間帯を避け、換気扇などを活用するとよいでしょう。どうしても窓から換気を行いたい場合は、花粉の飛散が少ない時間帯に10分程度を目安に行ってください。レースカーテンをしめておくことで、花粉の侵入を抑えることができます」

花粉の症状に困っている方は、帰宅時の習慣や洗濯など、日常の行動から見直してみてはいかがでしょうか。