「体験を与える」より大事にしたい“親の役割”
すべての画像を見る(全3枚)親が安心できる居場所になるためには、子どもが失敗したときも、否定せずに受け止めてあげることが重要です。
これは、昨今ビジネス分野で重要視されている“心理的安全性”の考え方に通じています。
Google社が行った調査では、失敗を過度にとがめるなど、率直な意見が言えない心理的安全性が低い職場では、社員がアイデアを出せなくなったり、チャレンジしなくなったりして、結果として会社全体の生産性の低下につながることがわかっています。
社員が否定され続ける環境では、「言ってもどうせ却下される」と考え、挑戦する気力を失ってしまうのです。
子育てにおいてもまったく同じことがいえます。むしろ、大人でも心理的安全性が担保されていない状態で自分の意見が言えないのであれば、子どもの場合はなおさらでしょう。
「これをしたい!」と言っても、「あなたには向いていないと思う」「そんなことより、ほかにやるべきことがある」などと否定されれば、子どもは自分のやりたいことにフタをしてしまいます。
失敗したことを非難されれば、「がんばっても意味がないんだ」と、挑戦する前からあきらめてしまうでしょう。
「特別なことを子どもに与えられていないかも…」と心配するくらいなら、子どもが安心してなんでも言え、伸び伸びとできる状態に、自分を、家庭を整えることを心がけましょう。
これこそが、親の唯一の役割と言っても過言ではありません。
