帰省は楽しいイベントのはずなのに、心がドッと疲れることもありますよね。ESSE読者からも「義実家・実家の帰省」、「手伝わなくていい」と言われたのにあとで責められた、本家への手土産が当たり前…そんな暗黙のルールにモヤモヤした声が寄せられました(2025年7月下旬に読者組織向けアンケートを実施。回答人数123人)。ここでは、義実家・実家との距離感に悩む本音について紹介します。

キッチンで言い争いをする嫁姑
義実家とそりが合わない…モヤモヤエピソードを紹介(イメージ画像:PIXTA)
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田舎の古い慣習を気にする義母にうんざり

まずご紹介するのは、婚約の時点から義理の親への違和感があったという夢姫さん(50代)のケース。結婚を白紙に戻そうかと思いつめるほど過酷だった初めての帰省。一体なにが起きたのでしょうか…。

●結婚直前に知った義母の素顔にドン引き…

「結婚直前の夏、今の夫と一緒に帰省するよう言われ泊まりで訪れました。そこにいたのは超プライドの高い義母と祖父母たち。何時間も『親族は社長が多い』だの、『学業も優秀で先祖にも有名な医者がいる』と親戚自慢を聞かされ続けました。こんなに自慢好きな人がいることに恐れおののいてしまい、結婚を取り止めようか悩みました」(夢姫さん、以下同)

気になりつつも迷いを振りきって結婚した夢姫さんを待っていたのは、新婚初の帰省での「新たな衝撃」でした。

●遠方から長時間かけて帰省。義母の第一声は…

「義母は考え方が古風で、『嫁は家事を手伝って当然』と思っていました。新婚で初めての帰省時、玄関で出迎えるなり、「エプロンは持ってきましたか?」とニコニコしながら尋ねられました」

その後の帰省でも、義母は到着するたびに挨拶のように『エプロンは持ってきましたか?』と聞くそう。

「まだ若くて元気なときくらいは、遠方から来た嫁に、『ゆっくりしてね』『座っていていいから』と言えないものか…とモヤッとしました」

●高級な手土産持参が必須。昔の嫁像を求められて嫌気

夢姫さんの義実家は、伝統や格式を重んじる古い村にあるのだとか。そんな背景もあってか、本家への振る舞いについては徹底的に教え込まれたといいます。

「帰省時必ず、本家に高級なお菓子を手土産として持参して挨拶に行くよう言われました。そして『いつも父と母がお世話になっております』とあいさつすることを強要されて…。本家とか分家とか“本家の人が偉い”といった考えにどうしてもなじめなかったです」

●妊娠や受験などの事情で帰省をスルーしたことも

「子どもが受験のときは、受験生と私はお留守番。受験ではない子どもと夫でそれぞれの実家へ帰省してもらったりもしました」

夢姫さんが義母と喧嘩した直後は、夫と子どもだけで帰省してもらったということもあったそうです。

「妻は必ず夫の実家に帰省しなくてはいけない」というルールはありません。大切なのは、100点満点の妻を目指して自分の気持ちを抑えることではなく、状況に合わせて「これなら耐えられる」という落としどころを見つけることかもしれません。