おせち料理の「なます」といえば紅白のイメージが強め。しかし、料理家の飛田和緒さんのなますは「真っ白な見た目」がポイントです! 主な食材は大根・カブ・レンコンの3つ。手間をかけすぎずに楽しめる、「飛田家の白いなます」のつくり方を教えてもらいました。
素材を少し替えるだけで新しい味わいに
白い素材を3種合わせた、美しいなますは、箸休めにぴったり。多めにつくって蒸し鶏などに添えても。
●飛田家の白いなます
【材料(つくりやすい分量)】
- 大根 1/3本(500g)
- カブ 3個(300g)
- レンコン 200g
- 塩 適量
- 酢、上白糖 各1カップ
- 赤唐辛子(輪切り) 1本分
【つくり方】
(1) 大根は皮をむいてスライサーで2mm厚さの輪切りにし、端から2mmの細切りにする。塩5gを合わせて軽く混ぜ、20分ほどおいてしっかり水分を出す。
(2) カブは皮をむいて大根と同様スライサーで薄切りにしてから細切りにして、塩3gを合わせて軽く混ぜ、20分ほどおいて水分を出す。
(3) レンコンは皮をむいてスライサーで0.5mmほどの極薄の輪切りにする。塩と酢(各分量外、少し)を入れた熱湯に入れ、1分ほどゆでてザルに広げ、粗熱をとる。
(4) 小鍋に酢と砂糖を合わせて火にかけ、砂糖が溶けたら火を止めて冷ます。
(5) (1)、(2)、(3)の水気を絞って保存容器に入れる。赤唐辛子と(4)を合わせて加え、軽く混ぜて2、3時間おき、味をなじませる。
[全量602kcal]
【ポイント】
大根とカブは生、レンコンは湯がいて。少しずつ違う、白色を組み合わせ。
※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

