おせちづくりと聞くと「何品もつくるのは大変そう」「とにかく時間がかかりそう」とおっくうに感じる方もいるのでは? そんな方におすすめしたいのが、料理家・飛田和緒さん直伝のレシピ。手軽に家族みんなが喜ぶおせちが完成します。今回は、はさむだけで簡単に完成する「鯛と青菜の昆布締め」のレシピをご紹介します。

お皿に盛られた鯛と青菜の昆布締め
はさむだけで簡単なのに、本格的な一品に。ぜひお試しください。
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はさむだけで手間ゼロ!うま味が効いた大人な味わい

青菜はカイワレにしてもおすすめ。使った昆布は昆布巻きや、軽く水洗いしてだし用に。だしがらはつくだ煮や、牛肉と炒めてもおいしい。

●鯛と青菜の昆布締め

【材料(つくりやすい分量)】

  • 鯛(刺身用) 1サク(120g)
  • コマツナ 2株
  • 昆布(真昆布や利尻昆布など) 20cm長さ4枚程度(約60g)
  • 塩、ワサビ 各適量

【つくり方】

(1) コマツナはさっと塩ゆでして冷水にとり、水気を絞る。昆布はさっと水にくぐらせてペーパータオルでふく。

(2) まな板の上に昆布を置き、(1)のコマツナを同じサイズの昆布ではさみ、ラップでぴっちり包む。鯛も同様にはさむ(昆布は、刺身のサクに合わせて切るか、たりなければ切りばりして全体をおおう。コマツナは、折り曲げて昆布にはさむか、長ければ切って調整する)。冷蔵庫で丸一日寝かせる。

(3) 好みの大きさに切って器に盛り、ワサビを添える。

[全量278kcal]

【ポイント】

器の中で調味料に浸かった鯛

短時間で昆布締めにする場合は、鯛を薄切りにするか、刺身を並べてはさむとよい(2~3時間で完成する)。

※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

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