人気料理コラムニストの山本ゆりさんに、電子レンジで気軽につくれる絶品カボチャプリンを教えてもらいました。裏ごしせずにできるお手軽さと、カボチャの風味を活かした優しい味わいが魅力です。

※ この記事は『クックパッド プラス2026年冬号』(扶桑社刊)に掲載された内容を抜粋・再編集しています

カボチャたっぷりの濃厚プリン
カボチャたっぷりの濃厚プリン
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余ったカボチャですぐできる!「カボチャプリン」

「つぶしたカボチャがたっぷり入った濃厚なカボチャプリン。裏ごししない、手づくりならではの素朴な粒感がおいしいです。加熱しすぎないこと、しっかり冷やすことがポイント!」(山本ゆりさん)

●簡単カボチャプリン

【材料(マグカップ2個分)】

  • カボチャ 正味80g(種とワタを取り除き、皮つきで約100g)
  • A[卵1個 牛乳200mL 砂糖大さじ3]
  • カラメルソース[砂糖大さじ2 水小さじ2]

【つくり方】

(1) カボチャは4cm角に切って耐熱ボウルに入れ、水大さじ1(分量外)をかけ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で2分加熱する。湯を捨て、皮を取り除いてフォークなどでつぶし、粗熱を取る。

(2) Aを加えて泡立て器でよく混ぜ、マグカップに等分に流し入れる。

(3) ふんわりとラップをかけ、1個ずつ電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する。取り出してラップをはずし、様子を見ながら少し膨らむまで10~30秒加熱する。

(4)粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかり冷やし、好みでカラメルソースをかける。

〈ポイント〉

・つくり方(2)で表面にできた泡は、ペーパータオルで吸い取るときれいになります。

・加熱しすぎると舌ざわりが悪くなるので、全体が少し膨らんだらストップ。表面の一部はまだ生っぽくても余熱で火が入るので、やりすぎ注意です。

【カラメルソースのつくり方】

(1) 小鍋か小さいフライパンに砂糖大さじ2と水小さじ1を入れ、中火にかけ、混ぜずにときどき鍋をゆすってブクブクするまで熱する。

(2) 周囲が色づいたら火を弱め、好みの焦げ茶色になったら水小さじ1を加えて火を止め(跳ねるので注意)、冷ます。

※ 電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります

※ 電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください

※ 液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってから取り出すなどご注意ください

料理が苦手な編集者が「カボチャプリン」をつくってみました!

レンチンだけでできるから、初心者でも気軽につくれちゃう!
レンチンだけでできるから、初心者でも気軽につくれちゃう!

なるべく料理をしたくない、なんでも焦がしがちな編集Mが実際につくってみました! カボチャの裏ごしいらずで、レンチンして材料を混ぜるだけという簡単さに感激。レンチンなので焦げしらずなのもありがたいです。

カラメルは焦がすのが怖いあまり、ちょっと色が薄かったかなと思いましたが…それでも家族からは大好評! カボチャは1つ買うと余りがちなので、またつくりたいと思います。みなさんもぜひお試しください!