つい荷物が多くなり、外出するだけで疲れきってしまうことはありませんか。整理収納アドバイザーで、インスタグラムやYouTubeでミニマルな暮らしを発信するぴーこさん(30代)は、なんと基本的に手ぶらでお出かけ。所有するバッグは3つのみなんだそう。以前は10~20個ぐらいバッグをもっていたというぴーこさんに、ものを減らして身軽に過ごすコツをお聞きしました。

カバン
手もちのバッグは3つだけ
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手もちのバッグは「3つ」がしっくりきた

リュックで出かけるぴーこさん

バッグは3つもっていますが、まずは手ぶらでポケットに必要なものを入れるが第一段階。ポケットに荷物が入りきらないときは小さめのバッグ、ちょっと荷物が多いときはリュック、仕事用の片付け道具を入れておく用に持っていくトートバッグというふうに、入れるもので使い分けています。

ミニマリストならリュック1つに絞ることもできるけれど、荷物が少ないのにわざわざ大きなリュックで行くのもなんか違うな…と思い、この3つがしっくりきています。

また、自分でどれにしようか、そのときの気分で選べる余白も好きなのかもしれません。逆に1つだけとなると、「なんかつまんない」と思ってしまうので、この「3つ」が自分には合っているなと感じます。

手放す前は「コレクションしたい病」だった

独身で実家に住んでいる頃は、バッグを10~20個くらいもっていました。もっているバッグをS字フックにずらーっとかけてコレクション。今思い返すと、結局コレクションしたい病だったのかなと思います。

目に入った、「このバッグかわいい!」→「買う!」という思考だったので、買ったあとに重かったり持ちにくかったりすることに気がつき、結局使うバッグは2、3個くらい。

しかも、仕事のときは使えないサイズやデザインだったので、持つのは休日のみでコスパも悪い。洋服や髪型と合わせることを考えずに購入したものばかりで、結局こんなにもっていても使わないな…と思い、徐々に減らしていきました。

それでもやっぱり、「これ高かったのにな」と思うとなかなか手放せませんでした。なので、今では買うときに「本当に必要か」、「欲しいスペックのものなのか」、「値段は妥当か」…などを吟味するようにしています。たまたま目についたから買うのではなく、自分から探しにいくような感覚です。