子どもの独立を機に、4年前から2DK築39年の築古賃貸アパートでひとり暮らしを開始。「もたないおひとりさま生活」の様子をインスタグラムで発信している、50代のようさん(フォロワー6.5万人)。ここでは、引っ越しで大量のものを手放し見直した、「キッチン収納」について語ります。
すべての画像を見る(全5枚)調理器具は「本当に使うもの」だけに厳選
引っ越し前の暮らしでは、少しずつ増えてしまっていた調理器具がいっぱいありました。菜箸は3膳、木ベラとゴムベラは合わせて4本、包丁は4本、使う機会の少ない巻きすが2つなど…。
鍋やフライパンも合わせて9つと、いつの間にか使いきれないほどの量。「パスタをゆでるときはこの鍋」「煮込みはこの鍋でないといけない」という具合に増やしていってしまった結果でした。
引っ越しを機に、一度リセット。必要最低限だけを残し、「不便だったら、あとから買いたす」という方針にしました。結果、菜箸は1膳、木ベラは使わず、ゴムベラは1本のみ。ほかの調理器具もずいぶん減りました。
細かな調理器具やカトラリーも、引き出しに収まる分だけと決めています。最近買いたしたのは、包丁での千切りが面倒になって取り入れた「千切りピーラー」くらいです。
●鍋類は「つくりおき」に便利なものを
鍋はティファールの16cm・18cmの鍋、26cmの浅型・深型フライパンの4点セットを使い始めました。コンパクトに収納できる点が気に入っており、今は2代目として、同じものを使っています。
16cmの鍋はおみそ汁、18cmは炊飯専用に。調理はフライパン2つで行っています。ひとり暮らしとはいえ、まとめて5品ほどつくりおきをすることもありますが、それでもフライパン2つで。慣れてしまえば十分と感じています。浅型で「焼く」、深型で「炒める・煮る・下ゆで」と使い分けています。
一品つくるごとに洗って次の作業へ進むので、調理後のシンクまわりも散らからず快適に感じています。


