「しんどい」以上に得られるものがたくさんある

マラソン大会の準備から感想
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結果としては…すっごく楽しかったです!

もちろん、しんどいんですよ。走ってる間ずっと「しんどいなぁ~」って思ってるんですけど、それ以上に喜びの方が大きい。

美しい景色、沿道の応援、そして「すごいことにチャレンジしてる自分」へのちょっとした誇らしさ。日常では味わえない感動が、そこにはたくさんあるんですよね。

そしてゴールした瞬間には、これまでの人生のいいことも悪いことも全部ひっくるめて肯定したくなるような、出会ったすべての人に感謝したくなるような、「生きるって苦しいけど楽しいよね!!! 人生最高!!!」っていう、ものすごい幸福感に包まれるんです。

たぶんランニングしてると、脳からなんか幸福成分とか麻薬成分みたいなのが出てると思うんですけど、あんなに苦しかったのに「また走りたい」って思っちゃうという不思議な現象が起こるんですよね~。

しかも、苦しければ苦しいほど、ゴールしたときの幸福感が大きくなるという…。

もう、やみつきです!

ランニングをすることで自分をほめられる

もともと自己肯定感が低めなので、自分のことをほめる機会ってあまりなかったんですが、41歳でランニングを始めてからは…もう、ほめまくりです!

今回のハーフマラソン完走後も、何日も経ってるのに毎日「21kmも走ったってすごくない!? ほんとがんばったね! えらいね!」って、自分に拍手喝采。

こんなに自分をほめる日々が来るなんて、ちょっとびっくりです。

この連載でも何度かランニングのよさを語ってきましたが、何度でも言いたい。

5mでも、10秒でも、そこの電信柱まででも、そこの曲がり角まででも。なんなら早歩きでもスキップでもいいんです。小さな目標を立てて、ちょっとだけ走ってみてください。

ほんのちょっとでも「今日は目標まで走った日」っていう達成感が生まれて、いつもよりちょっぴり楽しくなるはずです。

40代のランニングは、いいぞぉ~~~!!!